出版社内容情報
企業の意思決定が株主価値に支配されることは、企業の将来の利益を損ねることを明らかにした企業経営者への警鐘の書。
内容説明
株主価値が企業の意思決定を支配するようになった結果、企業が将来よりも現在の利益しか考えなくなった実態を明らかにし、全米の経営者に警鐘を鳴らした書。
目次
「株主価値」は企業に何をもたらしたか?
1 変わりゆくビジネスの目的(19世紀の企業家は何を求めたか?;社会変革をめざしたテクノクラートたち ほか)
2 株主価値の衝撃(将来を質草にした経営;ニューエコノミーか、幻想か?)
3 利害関係者の反応(反撃する従業員;圧力を強める政府 ほか)
4 変革への具体策(誰に責任があるか?;経営者がしなければならないこと ほか)
「株主価値」に代わるべきものは何か?
著者等紹介
ケネディ,アラン・A.[ケネディ,アランA.][Kennedy,Allan A.]
マッキンゼーのコンサルタントを経て、現在はボストンとロンドンを中心に活動する経営コンサルタントであり、著述家
奥村宏[オクムラヒロシ]
1930年生まれ。前中央大学教授、現在、経済評論家。商学博士
酒井泰介[サカイタイスケ]
翻訳者
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