マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478321270
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C2034

内容説明

マービンは、人を育てることを第一に組織を設計した。だから、マッキンゼーから多くのリーダーが巣立っていったのは驚くには当たらない。マッキンゼーを離れたところに活躍の場を見出したリーダーたちは、あらたに多くのリーダーを育てていった。その源をたどるとマービンに行き着く。仕事を共にした部下やクライアントに多くの影響を与え、それがまた受け継がれていった。言わば「マービン・スクール」である。

目次

第1部 ビジョンの実現(マービンの一世紀;ビジョン;プロフェッショナル・ファーム;リーダーの決断)
第2部 リーダーのリーダー(リーダーシップ;改革の勇気;マービン・スクール)

著者等紹介

イーダスハイム,エリザベス・ハース[イーダスハイム,エリザベスハース][Edersheim,Elizabeth Haas]
MITで博士号を取得。1979~88年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに勤務。クリーブランド・オフィスに在籍中、初の女性パートナーとなる。その後、製造・業務プラクティスでグローバル・リーダーを務めた。マッキンゼー退職後、ニューヨーク・コンサルティング・パートナーズを設立。13年間マネージング・ディレクターを務めた後、同社を売却。その後はフリーの戦略アドバイザーとして活躍。現在はフォーチュン500にランクされる企業3社を顧客に抱えている。多数の論文を執筆しており、ニューヨーク・タイムズ、ハーバード・ビジネス・レビュー、ウォール・ストリート・ジャーナルなどに掲載

村井章子[ムライアキコ]
翻訳者。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mkt

3
マッキンゼーというと、エリートの集団で大企業を相手とするイメージが強いが、そうなれたのも「利他の精神」とともに「リーダーを育てる」ということに重きを置かれたからだと感じた。戦略的な視点において人に強みを置くのは標準化、再現性の部分が担保しづらいので、あまり考えるべきでないと感じるが、それを運用するのは人なので、「人を育てる」ことからは結局きっても切り離せないんだと感じた。 創業者の熱い姿勢に感銘を受けた。 20200614読了 294ページ 39分2020/06/14

asfgrs

2
仕事で必要だったので読んだ。マッキンゼー社の躍進を導いた男について、多くの人々からエピソードを集めそれを記した一冊。コンサル業は自分が行っているにも関わらず、実業とは少し距離があるものだと感じていたが、書かれていた内容は参考になる部分も多く、もっと早く読めばよかったと感じた。特に、自分は大企業内での業務経験は少ないので、そういった方面の知識はもっと取り入れていきたいと感じられた。しかし、本の性格的にしょうがないとは思うが、あまりにも彼を絶賛するエピソードばかりで多少の嘘くささというか塗り固められた印象も。2022/09/06

2
★★★★★ マッキンゼーを今のポジションに足らしめたマービン・バウアーの伝記。 職業倫理を重んじ、人格者として慕われていたマービン・バウアーの終生が描かれており、彼が人生を賭けてつくりあげたマッキンゼーという会社の印象が180度変わる本であり、改めてリーダーとは何かを深く考えさせられる良書でした。2021/07/24

たぬたぬ

2
マッキンゼー中興の祖であるマービンバウアー。コンサルタントという仕事をよく知らないけど、なんでマッキンゼーがこれほどの企業になったのか興味があって読んだ。美化されてるエピソードもあると思うけど、バウアー自身はいわゆる《起業家》という人物像ではないのが新鮮だった。2014/11/30

Massaman

1
・「戦略コンサル」という分野を作り出した男の話。 ・宣伝や頼みこみは決してしない、クライアントの真にためになることしか言わないなど、高潔な価値観のもとそれを絶対に曲げない一方、批判を全て反省の材料にする、つねに相手に耳を傾けるなど、独善的に陥らず柔軟な頭を持つマービンの驚異のバランス感覚が印象的だった。一つ一つの事例は直感的に正しく、目指すべき方向だと感じたが、全体としての価値観の齟齬がないかなど、その価値観の全体像が捉えきれなかった。一つ一つの事例に対する評価を確定せず、考え続けなければいけない。2019/11/04

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