電撃文庫<br> 営業課の美人同期とご飯を食べるだけの日常2

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電撃文庫
営業課の美人同期とご飯を食べるだけの日常2

  • ISBN:9784049162974

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内容説明

同期社員でありながら住んでいるマンションが同じであることが発覚して以来、俺と秋津ひよりは半同棲のような生活を続けている。ご飯を一緒に食べるだけの仲であり男女の関係はない……はずだったのだが、もうそろそろ自分の気持ちを誤魔化すのも限界だと思う。
 仕事から帰るのが遅くなった日でも、あの食欲モンスターと軽口を叩き合いながら一緒にご飯を食べるときは、いつも心が穏やかで。
 かけがえのない瞬間をこれからも日常にしたくて。くだらなくも愛おしい毎日と、それを確かにしてくれる彼女を離したくなくて。
「なぁやっぱり好きだわ。ひより」
 これは、同期社員たちの宿した恋心が確かに色づき始める話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

29
同期社員で住んでいるマンションも同じことが発覚し、半同棲のような生活を続ける鹿見有と秋津ひより。彼らのの宿した恋心が確かに色づき始める第2弾。ひよりと一緒に初詣に行ったり、ご飯を食べたり、彼女の策略で主張に駆り出されたりといったかけがえのない出来事を積み重ねていく中で、鹿見が改めて自覚していく想い。一方で結婚式で元恋人に出会ったり、後輩とお出かけすることもあったりで、鹿見が地味にモテる様子も描かれていましたけど、ブレずにしっかりと答えを出して一緒に前に進み始めた2人の距離感がとてもいい感じで素敵でしたね。2025/03/07

和尚

27
こういうのが良いんですという2巻。 とても面白かった。付き合ってないんだけど付き合ってるみたいな時の空気って、凄い楽しいですよね、その空気感と甘さを味わえて心地よい読み心地の作品でした。 それぞれにちゃんとけじめを言葉にする主人公は好きですし、甘さも展開も締めも好みで、楽しい物語でした。2025/03/11

真白優樹

15
有とひより、半同棲生活を続ける中でゆっくりと自然に次の関係へ踏み出していく今巻。―――何もなくとも幸せだから、その関係を永遠に。 ひよりに恋をするからこそ、自分に向けられたフラグを丁寧に折り。大人だからこそ、劇的なイベントはなくともごく当たり前に。そんな二人が正式に付き合いだしその先までステップアップしていく巻であり、温かくも万感の思い駆け抜ける巻である。特別な事はなくともこれでいい、二人でいることが特別なのだから。きっとこの先も二人は何だかんだ幸せにやっていくのだろう。 うん、面白かった。2025/03/11

れっちん

14
営業課の美人同期と日々ご飯を食べながら、友人としての距離を縮める2人 このどうしま先生が描く、『秋月ひより』の可愛さよ。。。 昔はすげぇ社畜だったが、こういう美人同期とご飯を食べれるんなら社畜楽しかったぞ。何処にもいなかったぞ。何処を探せば良かったのか。。。。 サラリーマンの悲哀、そして2人の日常をある意味リアルに描く本作。 サラリーマンの疲れた心によく効きます。 もっと読みたい。ひよりを見たい。ニヤニヤしたいんですよ。(懇願) 家帰ったらこんな子出てきたらたまげるぞ。マジで 2025/03/07

とってぃー

11
当たり前の日常の中で、ふと感じた想いを形にする姿に心打たれた! 今回はみんなが見たいあのシーンを見せてくれました。鹿見がブレずに答えを出す過程の心情はすごいわかるから共感するし、秋津さんの策略とダダ漏れの気持ちは可愛いすぎます!2025/03/10

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