サントリー知られざる研究開発力―「宣伝力」の裏に秘められた強さの源泉

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478312223
  • NDC分類 675.3
  • Cコード C2034

内容説明

一九八〇年代後半、サントリーは市場構造の激変に見舞われた。まさに、創業以来の危機―同社は否応なく事業構造の変革を迫られる。そして、全社革新という名の反転攻勢が始まった。いまや「伊右衛門」をはじめとする大ヒット商品を次々と生み出し、見事に再生を遂げたサントリー。洋酒メーカーから総合飲料メーカーへの変身を実現した底力は何だったのか。研究開発・商品開発の現場にスポットを当て、ドラマチック・サントリーの姿を追った迫真の企業レポート。

目次

プロローグ―今、サントリーは反転攻勢中
第1章 『伊右衛門』の記録的な快進撃
第2章 プレミアムビールで躍進するビール事業
第3章 『-196℃』が低アルコール飲料市場を拡大
第4章 トップブランドを急追する『BOSS』
第5章 急拡大が続く健康食品事業の戦略
第6章 世界で初めて咲かせた「青いバラ」
第7章 水と生きる―佐治信忠社長に訊く

著者等紹介

秋場良宣[アキバヨシノブ]
1952年北海道に生まれる。76年早稲田大学卒業。経済誌編集記者を経て、83年フリージャーナリストとして独立。雑誌や新聞を舞台に、経営、金融、雇用、教育などをテーマとして幅広く執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mizushima hiro

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日経新聞で連載中の「琥珀の夢」の主人公、鳥井信治郎の行動を読んでサントリーに興味が湧き、この本を手に取った。サントリーがウィスキー「オールド」で全盛期を迎え、その後売り上げが3分の1まで落ちてやっと気づく。しかし、その後の復活力は流石、基礎の技術を保有していたからこそである。2016/12/27

なおり

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思ったより手広く商売をしているようでした。伊右衛門、プレモル、青いバラetc。失敗しても、それを糧にできるはずと次の機会を与えてくれる社風がいいですね。2013/12/01

tommy

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伊右衛門やプレモルといった現在の有名商品から、医薬品や青バラの話まで、サントリーのR&D分野についてのエピソード集。 粘り強く研究に取り組む姿勢が大事という風潮、こういうとこで働ける研究者は幸せだなあ。2013/09/13

常磐条(ときわとおる)

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トップ商品だったウイスキー分野における「オールド・ショック」を契機とし、創業90周年から創業100年にかけての十年間で生まれ変わったサントリー。伊右衛門やプレミアム・モルツ、-196℃やBOSSのブランドを支えているのは、並々ならぬ熱意だった。そしてすべてに通じるのが「水へのこだわり」という根本的な強み。これがあるからこそ、市場のニーズを開拓し、苦手な分野では協力を仰ぎながら、失敗から学びながら断固として挑戦し続けることができるのだろう。商品プラスアルファがサントリーの存在価値、、、是非就職したい(笑)。2013/06/21

maren

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なんかサントリーのこだわりを感じた。なぜサントリーが青いバラに着目して開発してきたか謎が解けて少しすっきり。2013/04/18

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