日本経済の宿題―「失った10年」を超えて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478231142
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

国の「発展力」なくして未来はない。企業・銀行・政府はいまどうすべきか。エコノミストの鋭い目が、日本経済の「宿題」をあぶり出す。

内容説明

かくして、国を愛する多くの日本人は「出口なしの閉塞感」と「何かしなければという焦燥感」に追われることになっている。こうした現状になったのは、問題をしっかり把握して解決を図ってこなかったことの結果であって、いわば、宿題が山積みになった新学期始業式の小学生の心境なのである。もう一度、日本経済が直面している問題を元からときほぐして認識し、順序を追って解決していかなければならない。どこで何を間違ったのか―俗論を排し、核心を突くエコノミストの分析。

目次

第1章 成長しないと倒れる構造―日本経済の歴史的宿題
第2章 経済史を飾る愚行か―バブルの発生と崩壊
第3章 国を憂いて踏み外す―97年改革の失敗
第4章 もがいても見えない世紀末―「なんでもあり政策」の帰結
第5章 兎の逃げ足は速い―財政構造改革待ったなし
第6章 金がすべての世の中か―「がんばれ日銀」の限界
第7章 グローバルに生きる―競争力回復の道
第8章 日本は21世紀に輝くか―日本経済改造私案

著者等紹介

土志田征一[トシダセイイチ]
1940年神奈川県生まれ。東京大学経済学部卒。64年に経済企画庁(現・内閣府)に入庁。82年から85年まで在米日本大使館に勤務。その後、内国調査第一課長、調査局長、調整局長などを歴任。97年に退官し、日本経済研究センター理事長に就任。2000年10月より同センター理事・研究参与
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品