出版社内容情報
日本企業も国際会計基準(IAS)に対応した会計が求められている。税効果会計、時価主義など変わる企業会計が図解でわかる。
内容説明
2000年4月から、上場企業では新基準に沿って会計が行なわれる。本書はそういう時期に、国際会計基準(IAS)とはどういうものか、企業経営だけでなく、日本のビジネス社会をどのように変えていくか…などを、図解をまじえてやさしく解説していく。
目次
1 そもそも「国際会計基準」とは?―なぜ「国際会計基準」の知識が重要になるのか、まず全体を押さえておこう
2 「キャッシュフロー計算書」が必須になる―今や基本財務諸表の一つとなったキャッシュフロー計算書について知っておこう
3 なぜ「連結決算」が重要か?―国際会計基準で重視される「連結財務諸表」の基本と読み方を知っておこう
4 「時価会計」とはどういうものか?―何がどう「時価」で評価されるのか、企業に与える影響を考えてみよう
5 「年金会計」で企業はどうなるのか?―新制度への移行で年金や退職金制度などに何が起こるのか見ておこう
6 「税効果会計」で何が変わるか?―「税効果」が、これからの企業の会計に与える影響を見てみよう
7 国際会計基準でビジネスがこう変わる!―新制度への移行はビジネスの何をどう変えるかをまとめておこう