脱牛肉文明への挑戦―繁栄と健康の神話を撃つ

脱牛肉文明への挑戦―繁栄と健康の神話を撃つ

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  • サイズ B6判/ページ数 402p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478200285
  • NDC分類 648.2
  • Cコード C0036

内容説明

かつて「豊饒の神」と崇められたウシが、富と権威を示す「財産」になり、食肉製造の「原材料」となり、ついには環境破壊の元凶となったのはなぜか?本書は知られざるウシの歴史を克明にたどり、その問いに答える。大きな問題をかかえる「牛肉文明」に対し、著者は歴史、人類学、医学、心理学、経済学、生態学など多様なプリズムを通して反省を迫る。牛肉大国アメリカで賛否両論の渦を巻き起こした話題の書。

目次

第1部 ウシと西洋文明の形成
第2部 知られざる西部開拓史
第3部 工業生産される牛肉
第4部 ウシが人間を食う
第5部 ウシと地球環境破壊
第6部 肉食文明の意識

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

17
93年出版だが多分今も牛肉の状況は変わっていないはず。今の食生活とそれを支える牛の数とそのために必要な土地やコスト、他産業との繋がり、はるか昔からの人間との関わり、思想への影響、飼育・屠殺の裏側をいかに隠蔽しているかなどがよく分かる。タイトルの通り著者は脱牛肉を提言しているのだが、これだけ社会、特にアメリカ産業に占める割合が大きいものを脱するのはもちろん、減らすのでも相当難しい。2021/04/19

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