文春文庫<br> ビーンボール - スポーツ代理人・善場圭一の事件簿

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文春文庫
ビーンボール - スポーツ代理人・善場圭一の事件簿

  • 著者名:本城雅人
  • 価格 ¥763(本体¥694)
  • 文藝春秋(2014/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167900540
  • NDC分類:913.6

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内容説明

今シーズンオフのFAの目玉となったプロ野球投手・結城憲吾の代理人としてマスコミをにぎわす男、善場圭一。「選手の評価は年俸で決まる」と言い切るその姿勢は球界関係者から嫌われているが、悪役に徹して盾となることで、選手からは絶大の信頼を寄せられている。結城のFA交渉が大詰めを迎えたとき、善場はスポーツマネジメントの大手、グリーンパークのやり手女社長に呼び出され、ある依頼を受ける。それは、東都ジェッツの元4番打者、瀬司の行方を探してほしいというものだった――。『ノーバディノウズ』『球界消滅』で話題となった本城雅人が、ストーブリーグにおける陰の主役の知られざる実態をあぶりだしつつ、その裏に描かれる駆け引きを、プロ野球選手たちの身に降りかかった事件を通して描くスポーツミステリー!
【本書は、2011年に文藝春秋より刊行された『オールマイティ』を改題したものです。】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おくりゆう

13
「ゼニバ」と揶揄される代理人、善場圭一の事件簿と副題に銘打たれたようにプロ野球を舞台としたスポーツ・ミステリ。ミステリとしてというより、前読んだ「ノーバディノウズ」と同じく、野球界、外界の決して綺麗事ではない部分が徐々に浮き彫りになっていく様はスリリングでした。野球そのものの描写は少なくとも設定は緻密でその点も好みです。2014/03/16

Masaaki Kaneda

12
相変わらず本城さんのスポーツ小説は着眼点が違って面白い 一般的に放送、報道されない裏側(色んな意味で)が見れて面白いです2017/05/21

ニカ

12
中々奥深く、面白いと思いましたが、途中で頭がこんがらがる箇所があり、思ったよりもページが進みませんでした。2016/12/03

Kaz

12
代理人の話として、細部に光るものはあったが、事件の動機や殺人の過程に無理がありすぎて物語に入り込めず。本城作品としては、いまいちだった。2015/04/07

しんこい

9
野球の代理人の話に、人探し、過去探索のミステリー風味が絡み、スポーツカメラマンの仕事ぶりといったこねたも中々でした。スポーツ小説ではないですね。2014/09/28

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