内容説明
1991年5月に、モリソンはモスクワにいて、時代のドラマは主役がゴルバチョフからエリツィンに移ったと見てとり、その人気と信望において政治の舞台から退かずに演じ続ける指導者は、エリツィンをおいて他にいないと断定する。そこから、ボリス・エリツィンを主役に据えた本書が生まれる。
目次
1 裸の王様
2 国家と革命
3 神様も楽じゃない
4 鋼鉄はいかに鍛えられたか
5 死せる魂
6 虐げられた人々
7 どん底
8 復活
9 開かれた処女地
10 同伴者
11 ロシアの森
12 賭博師
13 若き親衛隊
14 何をなすべきか
15 戦争と平和
16 スターリングラードの塹壕にて
17 彼らは祖国のために闘えり
18 川岸の館
19 別荘の人々
20 委任状
21 現代の英雄