内容説明
歴史の転換点に立って、ペレストロイカの東風、自由化・民主化の嵐、中欧の議会主義復活、ドイツ統一問題、激動のドラマの本質を問う緊急レポート。
目次
序章 ワルシャワ、1989年の秋
第1章 ポーランド、ハンガリーの民主化の波
第2章 東ドイツにも押し寄せた民主化の波
第3章 広がる民主化・自由化の波
第4章 東欧の経済はなぜ行き詰まったか
第5章 ゴルバチョフのペレストロイカは東欧をどう変えたか
第6章 「ヤルタ体制」崩壊とヨーロッパ回帰の流れ
第7章 東欧の変革を見る視点
終章 ベルリン、プラハ、ブタペスト、モスクワ、1990年2月
別章 モルダビア、バルカン紀行