内容説明
すでに高齢化は“本番”を迎えた。21世紀まであと10年あまり。21世紀には「超高齢化社会」が到来しますが、高齢化に向かう変化のスピードは、今が一番大きいのです。高齢化社会を重苦しく沈滞したものせず、活力のある“長寿社会”として築きあげるために、いま何を準備しなければならないのか。対応の遅れは許されません。雇用、年金、医療、福祉の全分野にわたって、資料をふんだんに用いて、わかりやすい解説を心がけてみました。あなたとともに“長寿社会”を考えてみましょう。
目次
1章 “超高齢化社会ニッポン”の衝撃―総論
2章 「65歳まだ働ける社会」の実現―雇用
3章 「安定した所得保障」の設計―年金
4章 「生涯健康づくり」への試行―医療
5章 「日本型福祉社会」への挑戦―福祉