企業の通信簿―カリスマCEOが2025年決算を斬る!

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

企業の通信簿―カリスマCEOが2025年決算を斬る!

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年10月14日 20時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478123232
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0034

出版社内容情報

注意! 大企業の現役経営者や経営者OBの方は読まないでください、不愉快になるだけですから。

「失われた30年」で日本の上場企業の時価総額はアメリカの10分の1以下にまで衰退した。国民1人当たりのGDPはG7諸国の中では圧倒的最下位で、平均年収も韓国の後塵を拝している。にもかかわらず、日本の新聞やテレビなどのオールドメディアは忖度なのか、一向に日本企業の体たらくを批判しない。

 戦後の日本が繁栄したのは、経営者が優秀だったからではなく、労働者が素晴らしかったからである。しかし、日本の経営者は労働者に報いてこなかった。失われた30年の間、労働者の実質賃金はほとんど上がっていない。

 大企業に至っては、日本の年間GDPに匹敵する600兆円超の巨額の内部留保(企業の貯金)を積み上げながら、従業員の賃金は低く抑え、役員報酬だけを増額させている厚顔を許せない。

 イノベーションとコーポレートガバナンスを怠り、今日の日本経済の惨状を招いたのは、日本の大企業やその経営者だ。

 誰も言わないなら嫌われても自分が言うしかない。

 ネスレ日本で同社史上最年少となる30歳で部長に昇格し、キットカットの受験キャンペーンの大成功など10年にわたって同社CEOを務めた筆者が、最新決算を踏まえて日本の主要業界の大手企業を徹底批判する。


【目次】

序章  日本経済の現在地
第一章 日本企業の常識は世界の非常識
株主が経営をチェックしない日本企業/お飾り社外取締役/役割を果たさない指名委員会/経営者は誰でもいい?
第二章 奇跡の復興でガラパゴス化した日本
なぜ世界の常識からかけ離れているのか/安定株主、売上至上主義、年功序列…
第三章 イノベーションだ!
世界を席巻するイノベーション企業/イノベーションとリノベーション/イノベーションの影響を察知する
第四章 キットカットとネスカフェアンバサダー
きらりと光るイノベーション/ニュースを作る/「新しい現実」/マーケティング4.0
第五章 共通価値を創造する
イノベーションとCSV/CSV誕生秘話/CSVから生まれたSDGs
第六章 経営のプロがいない日本
失われた30年の元凶/ビジネススクールを否定した過ち
第七章 営業利益率だ
売上より営業利益率/値上げで毎年5%の売上増/ネスレ日本の人員削減術/ウィンウィンのコスト削減
第八章 業界の通信簿
小売り:スーパーに未来はない/ディスカウンターは過当競争で勢いに陰り/コンビニは順風満帆/ニトリとユニクロ
外食:マックとスタバだけが稼げる理由
自動車:トヨタ、ホンダ、日産、スズキ、マツダ…自動車産業の暗雲/テスラとBYD/日産とホンダの経営統合破談は順序が逆/EV市場は拡大余地
家電:リノベーションに明け暮れた/スマートテレビで大敗
メディア:ビジネスモデル崩壊/再構築した海外メディア
モビリティ:JALとANAは一つで十分/JR東海のリニアはおそらく大失敗/イノベーションで地方創生を






内容説明

トヨタ、日産、ホンダ、ソニー、パナソニック、日立、セブン&アイ、イオン、ファストリ、ニトリ、ファミマ、ローソン、マクドナルド、〓野家、JAL、ANA、JR東日本、JR東海、JR西日本、フジテレビ…この企業のここがダメ!企業を評価する際に絶対に見ておくべき数字はひとつだけ!10業界主要企業の最新決算を辛口診断!

目次

1 日本企業の常識は世界企業の非常識
2 奇跡の復興でガラパゴス化した日本の企業
3 イノベーションだ
4 キットカットとネスカフェアンバサダー
5 共通価値を創造する―CSVとSDGs
6 経営のプロがいない日本
7 営業利益率だ
8 業界の通信簿

著者等紹介

高岡浩三[タカオカコウゾウ]
1960年生まれ。83年神戸大学経営学部卒業後、ネスレ日本入社。30歳で同社史上最年少部長に昇格。「キットカット」受験キャンペーンを成功させ、受験生の定番のお守りになるよう普及させた。2010年よりネスレ日本代表取締役社長兼CEO。オフィス向けの「ネスカフェアンバサダー」を立ち上げ、新たな市場を開拓。20年3月、同社を退社。サイバーエージェント社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

モビエイト

1
ネスレの日本法人元社長の高岡さん。ネスレの後はプロ経営者として他の企業に携わるのかと思っていましたが…。 売上ももちろんであるが利益の重要性にも書かれており、ネスレ時代の事、そして各社の内容を分析されており興味深かったです。2025/10/06

チャウ子

0
日本にはプロの経営者がいない。 営業利益率が大事。 確かにと思った。2025/10/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22812579
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品