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出版社内容情報
10歳の少女とともに52の名作を鑑賞し、世界の美しさや人生の豊かさを学ぶ、異色の西洋美術レッスン。
内容説明
西洋美術の巨匠たちが教えるアートと人生の教科書。ゴッホ、モネ、ピカソ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、クリムト、ラファエロ、フェルメール、セザンヌ、ターナー、レンブラント、ドガ、バスキア…視力を失いかけた少女に、最愛の祖父が教えた５２の名作の、美しくも奥深く心を揺さぶられるアートと生き方の物語。
目次
第一部 ルーヴル美術館（ボッティチェリ 受け取るという美学；レオナルド・ダ・ヴィンチ 人生に向かってほほえむ；ラファエロ こだわりを捨てる ほか）
第二部 オルセー美術館（ギュスターヴ・クールベ 大声で叫び、まっすぐ歩く；アンリ・ファンタン＝ラ・トゥール 死者は私たちとともにいる；ローザ・ボヌール 動物は尊く気高い ほか）
第三部 ポンピドゥーセンター（ヴァシリー・カンディンスキー 精神を追求しよう；マルセル・デュシャン 常識をひっくり返せ；カジミール・マレーヴィチ 革命のための自律 ほか）
著者等紹介
シュレセール，トマ［シュレセール，トマ］ ［Ｓｃｈｌｅｓｓｅｒ，Ｔｈｏｍａｓ］
美術史家。アルトゥング・ベルイマン財団（フランス・アンティーブ）館長、エコール・ポリテクニーク（フランス理工科学校）教授
清水玲奈［シミズレイナ］
ジャーナリスト・翻訳家。東京大学大学院総合文化研究科修了（表象文化論）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
22
突如目が見えなくなった孫娘のために祖父が美術館巡りを提案し精神科医にかかったことにする。美術館がパリにたくさんあるフランスならではの話。2025/04/24
フランソワーズ
11
ボッティチェリから現代美術まで、祖父が感受性豊かな孫に名画を鑑賞させ、感じさせる。画家の人生や技法やその当時の歴史を語って聞かせることによって、より深く理解できるように、さらには視力を失う可能性がある孫に世界は美しいものであることを記憶に留めておいてほしいという願いを込めて、毎週一作をじっくりと観て、味わう。名画を通して交わされるふたりの観察眼がとても高くて、名画の解説書としても参考になる。2025/08/03
ろくしたん
2
絵画と視覚。原田マハの常設展示室ともリンクするところがあった。どういう話なのかよくわからなかった。分厚すぎる。2025/04/23
Go Extreme
2
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