ダマシオ教授の教養としての「意識」―機械が到達できない最後の人間性

個数:
電子版価格
¥1,584
  • 電子版あり

ダマシオ教授の教養としての「意識」―機械が到達できない最後の人間性

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月31日 18時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478112663
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0040

出版社内容情報

生物としての人間の成功に大きく貢献した意識。解明不能と言われた「意識の秘密」がついに明かされる

内容説明

これまで数十年にわたって、多くの哲学者や認知科学者は「人間の意識の問題は解決不可能」と結論を棚上げしてきた。本書でダマシオ教授は、神経科学、心理学、哲学、ロボット工学をはじめとする多様な知見から、明快に答えを示している。

目次

第1章 人間という存在について(はじめに言葉はなかった;生きる目的とは ほか)
第2章 心、そして表象という新しい技術について(知性、心、意識;感知することは意識することとは違い、心がなくてもできる ほか)
第3章 感情の仕組みについて(感情の始まり―その準備段階;情緒 ほか)
第4章 意識と認識のかかわりについて(なぜ今、意識が重要なのか?;自然な意識 ほか)
第5章 エピローグ―公正な視点から(意識の神話を超えて)

著者等紹介

ダマシオ,アントニオ[ダマシオ,アントニオ] [Damasio,Antonio]
南カリフォルニア大学ドーンシフ記念教授。脳・創造性研究所所長。専門は神経科学、心理学、哲学。神経科医と神経科学者として学び、神経科学、心理学、哲学分野に影響力が強く、感情、意思決定および意識の理解について、重要な貢献をしている。世界で最も引用される科学者の一人である。直近の研究はロボット工学におけるホメオスタシスの役割にフォーカスされている。ナショナル・アカデミー・オブ・メディシンのメンバー、アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・サイエンスのフェローである。ペソア賞、アストゥリアス皇太子賞(学術・技術研究部門)、グロマイヤー賞、本田賞、国際フロイト・メダル、ポール・マクリーン賞など多くの受賞歴がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

22
ダマシオ氏の名は脳や認知科学の本を読んでいると頻発するが著者の本は初。生物の恒常性、神経系がある生物とそうでない生物の違い、表象(イメージ)、感情の仕組み、そして最後に意識と認識という流れ。曖昧になりやすい各概念を丁寧に説明してくれていて、それでも意識の理解は曖昧になるのはそれだけ意識というものが難しいから。2022/09/16

あつお

15
意識とは何か。 人間の意識には「非明示的」と「明示的」の2種類が存在する。ダニエル・カーネマンの語る「システム1」 と「システム2」に近い概念だろうか。非明示的な知性は本能的に感じる感情。それに対して、明示的な知性とは、非明示的な知性を土台とした、理性的な反応。人間は生物として誕生してから進化の過程で、非明示的な知性を洗練させてきた。それは生存に有利なチューニングとなっており、現代社会において必ずしもフィットしない。如何に「非明示的」な知性を観察し、冷静に受け流すかが人生において重要だと感じた。2024/02/20

フリウリ

8
個人的にとても刺激的な内容でした。悪いところからいうと、第一に、(英文の状況はともかく)訳語が統一されていなさそうなところ、第二に、英文タイトルを直訳すると「感じること、知ること。それらが心を意識にする」であって、下品な日本語タイトルとの落差が激しすぎるところです。本書では、短い文章が非定型に連なっています。ただ、心や意識は論理的に理解できないし、むしろすべきでないのだから、これでいいともいえます。頑張って細かくメモをとって読みました。とても難しい。訳者も編集者も、内容は理解していなさそうです。82023/09/25

リットン

8
難しかったのもあるけど、なんかすっごい読みづらかった。。英文を直訳したのをそのまま読んでるような感じというか、抽象的なワードが右から左に通過してってその場その場は、ほぉーと思っても、全体としてなにを言ってるのか迷子になった。2023/03/14

shin_ash

5
ダマシオの考えをもう少し理解できるかもと思って読んでみた。素直な感想はわかる様なわからん様なであるが、従来の心や意識の捉え方にはダマシオは不満があることはわかった。意識は(ダマシオの言う)心の特別な状態で、(ダマシオの言う)心の源泉は感情であり、それはホメオスタシス由来のもので、ホメオスタシスは体(とその内部)の状況に結びついていると言うことだろう。そう言うシステムの階層的な構造の結果、心なるものが存在し、その特別な状態が意識であろうと理解した。確かにこう言う考え方は従来の心や意識の概念とは異なると思う。2024/02/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19811185
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品