出版社内容情報
M&Aの成功をはばむ「人と組織」の問題に専門家が新たな答えを示す。現場マネジャーに役立つアクションも数多く紹介。
内容説明
M&Aを失敗させる「人と組織」の問題にデータに基づいた解決策を示す。人材開発・組織開発の専門家によるアクション提案!
目次
1 「M&Aが日常化する時代」に知っておきたいこと―日本企業はなぜM&Aを行うのか?
2 M&A後の統合がうまくいかない理由―「人と組織」に関わる厄介な問題とは?
3 人と組織の視点で進める「M&A後の組織・職場づくり」―“組織づくりのレンズ”を通して見る
4 “解凍”M&A前夜に取り組むアクション―「人と組織」の視点でPMIを準備する
5 “変化”M&A直後に取り組むアクション―社員の納得感をいかに高めるか?
6 “再凍結”M&A後3か月以降に大事にしたいアクション―新たな価値を生み出すために
7 楽天グループが実践するM&A後の「人と組織」の統合―“経営理念の共有”と“組織文化の醸成”をいかに進めるか
8 M&Aスペシャリストが語る統合プロセスの乗り越え方―日本企業が抱えるPMIの課題にどう対処するか
FINAL “組織づくりのレンズ”をPMIに活かす5つの重要ポイント
著者等紹介
齊藤光弘[サイトウミツヒロ]
合同会社あまね舎/OWL:Organization Whole‐beings Laboratory代表。組織開発カタリスト。企業における組織づくりや人材育成の領域で、現場支援と研究を融合させ、メンバーが持つ想いと強みを引き出すためのサポートに取り組む。組織開発や人材開発、コーチングといった手法を有機的に組み合わせながら、組織全体の変容と個の変容を結び付け、支援の実効性を高めている。M&Aのプロセスをサポートするコンサルティングファームのコンサルタント、事業承継ファンドのマネージャーを経て、東京大学大学院にて中原淳氏に師事し、組織開発・人材開発の理論と現場への応用手法を学ぶ。2020年3月まで國學院大學経済学部特任助教を務めるなど、大学でのリーダーシップ教育、アクティブラーニング型教育の企画・実施にも関わる
中原淳[ナカハラジュン]
立教大学経営学部教授。立教大学大学院経営学研究科リーダーシップ開発コース主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任。博士(人間科学)。1998年東京大学教育学部卒業。大阪大学大学院人間科学研究科で学び、米マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学准教授などを経て現職。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発・リーダーシップ開発について研究している。単著の他、共著『組織開発の探究』(HRアワード2019書籍部門最優秀賞受賞、ダイヤモンド社)、ほか多数
東南裕美[トウナンユミ]
株式会社MIMIGURI Researcher。山口県出身。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了。立教大学大学院経営学研究科博士後期課程在籍。人と組織の学習・変容に興味を持ち、組織開発が集団の創造性発揮をもたらすプロセスについて研究を行っている。人と組織の創造性を高める理論知や実践知を発信するウェブメディア『CULTIBASE』の副編集長を務める
柴井伶太[シバイレイタ]
株式会社サイバーエージェント新尊採用人事。立教大学経営学部中原淳ゼミナール卒業、組織開発・人材開発の研究を行う。現在は、立教大学大学院経営学研究科リーダーシップ開発コース在籍。また、大学時代に共同創業者としてベンチャー企業の運営を経て、新尊で株式会社サイバーエージェントに入社。新尊採用人事としてビジネスコースの採用に携わる
佐藤聖[サトウヒジリ]
立教大学経営学部経営学科卒業。在学中、中原淳ゼミナールに所属し組織開発・人材開発を専攻。卒業論文ではM&Aの統合プロセスにおけるセンスメイキングをテーマに研究。卒業後は中小企業の支援を行う公的機関に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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K.T