出版社内容情報
石坂 智惠美[イシザカ チエミ]
内容説明
新潟県の港町・寺泊を拠点に関東信越に22の直営店(2016年10月現在)を展開する鮮魚専門店・角上魚類。消費者の魚離れやスーパーマーケットの台頭をものともせず、「魚のプロ」である経営者はいかにして繁盛店をつくりあげたのか?
目次
第1章 「魚屋の基本」から生まれた独自のビジネスモデル(「プロ」による対面販売が支える右肩上がりの売上;驚異の廃棄率〇・〇五%!なぜ「いい魚」を「安く」売れるのか?;郊外に単独で大型店舗を展開 魚屋ではありえない出店方式 ほか)
第2章 柳下浩三ものがたり(「やりたいことをあきらめない」;背負子と魚と夜逃げの朝;悪天候から芸者遊びを知る ほか)
第3章 経営方針と店舗運営の秘訣(クレーム対応の原則;「社長引退」宣言とリーダー論;「リーダーの心得」を全社員に浸透させる ほか)
著者等紹介
石坂智惠美[イシザカチエミ]
新潟県新発田市出身。大手出版社の雑誌編集者を経てフリーライターに。新潟県をベースに各種雑誌、広告等に執筆するほか、ライフワークとして全国の食品生産者を訪ね取材を行う。平成19年より新潟清酒の名誉達人。酒場エッセイストとしてラジオ番組にも寄稿する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はなひ堂
3
自分の信じた道を突き進む愚直さに心が打たれます。職人であり経営者でもある破綻するかに思えるその二重人格は、お客様へのサービス提供を第一に考えるという1点でうまく統合されていた。これは深く胸に刻みたい。2017/09/18
長岡紅蓮
1
良いものを提供することに妥協しない。それがプロの職業人としての真髄であり、生き方だと感じた。 一つの組織として、明確なビジョンを全員で共有し、徹底して行動していく姿勢。 企業的効率よりも「お客様に喜んでもらう」ことを追求していくというところに手を抜かない。 そういったいくつもの積み重ねが企業の強さになっているのだな、と感じました。2017/08/24
Hideichi Sekiya
1
綿密な取材による角上魚類の業容拡大の秘訣が、、、2017/07/04
しおうり
0
この前寺泊店でブリの握り寿司とガラ汁を買いました。うまかった!店員さんの対応も良かった。本の内容通りで偽りナシ。2017/02/12
明
0
日本一の魚屋か、、、2017/02/07