出版社内容情報
2020年に向けて大きく変わる小売企業の経営環境。持続的成長を実現するためには、収益力と生産性に基づいた競争力を高めなければならない。小売業経営者に最も信頼されるアドバイザーが、幹部にとって必須となる「現場」「環境」「成績」の3つの指標を厳選。小売業経営幹部の経営判断力、現場対応力を身につける
目次
第１章 業績から小売企業の課題と理由が見えてくる
第２章 「現場指標」の活用で競争力を強化しよう
第３章 「環境指標」でタイムリーに変化をつかもう
第４章 「業績指標」で戦略の成果を確認しよう
第５章 ２０２０年に向けて、成長を実現しよう
第６章 「指標」を理解するために基礎知識を学ぼう
著者等紹介
渡辺林治［ワタナベリンジ］
リンジーアドバイス株式会社代表取締役社長。宮城県出身。慶應義塾大学経済学部卒。ＭＢＡ（ＵＣＬＡアンダーソン）、慶應義塾大学博士（商学）。野村総合研究所とシュローダー投信投資顧問を経て、為替レートと株式市場の見方を企業の業績改善に活用する手法を開発し、２００９年リンジーアドバイス株式会社を設立。国内外の企業に対して、企業価値向上につながる経営財務戦略の支援、ＩＲの助言、長期視点での投資顧問を行っている。また、日本小売業協会・倫理教育委員会のコーディネーターとして、コーポレートガバナンス・コードへの対応を含めた「２０２０年に向けた経営戦略」を共同研究している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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メタボン
20
☆☆☆☆ なかなか示唆に富む良書だった。業界の主要企業の実績推移などから、成長性のプラス要因、マイナス要因を、現在の経済環境を踏まえながら、指標を正しく分析して考察していく「リンジー成長理論」は、実践的で活用できるものだと思った。そこから得られる経済予測も、うなずけるものが多かった。ただ、タイトルはキャッチーであるが、本書の目指しているものとは、違うような気がする。2017/03/22
