出版社内容情報
●外形標準課税とは、所得以外の指標を基準にして課税することをいいます。法人税の実務を前提にしますが、付加価値額と資本金等の額に課税するという、独自の取扱いが設けられています。
●本書は、外形標準課税の実務的な処理方法を中心に、所得に課税する法人及び収入金に課税する法人の処理、さらに特別法人事業税の取扱いを含めた法人事業税の取扱い全般について、多くの事例と、記載例を基に解説しています。
●外形標準課税の実務において最も大きな課題となる付加価値額の計算については、報酬給与額、純支払利子、純支払賃借料、単年度損益などに項を分け、詳細に解説しています。
●本版では、資本金を1億円以下に減資した会社を外形対象法人とする令和6年度改正までを織り込んでいます。
<本書は令和6年10月1日現在の法令通達によっています。>
内容説明
法人事業税全般を詳細に解説!令和6年度改正に対応(資本金1億円以下に減資した会社を外形対象)。複雑な経過措置を丁寧に解説。
目次
第1章 法人事業税の概要
第2章 納税義務者等
第3章 付加価値割
第4章 資本割
第5章 所得割
第6章 収入割
第7章 特別法人事業税
第8章 法人事業税の標準税率等
第9章 申告納付、徴収
第10章 税効果会計及び損益計算書での表示
第11章 設例に基づく記入例
著者等紹介
多田雄司[タダユウジ]
1949年兵庫県生まれ。現在、租税訴訟学会副会長、日本税務会計学会顧問、東京税理士会会員相談室面接相談委員(法人税担当)。税理士会の会員研修の講師をはじめ、各講習機関で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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