内容説明
事業の成功は、一人の天才のひらめきではない。経営を支えたのは経験法則の学習だった。消費の格差解消が商業の生きがいとなった。700社を超える企業を育て上げ、小売総売上高24兆円以上を達成した「経営指導者」が初めて明らかにする真相。
目次
セルフサービスの誕生―セルフサービスの理論化から、すべては始まった
武器としての価格破壊―「価格破壊」は、「定価破壊」から始まった
ゼロからの出発―商業のルネッサンスを、生涯の仕事とした
日本型スーパーストアの功罪―ビッグストアづくりに乗り出す
フォーマットの理想郷―業態とフォーマット問題
合併のダイナミズム―ビッグストア化に加速度をつけた合併・統合
出店政策の分水嶺―ペガサスクラブ・メンバーの出店作戦
ディスカウントストア幻想―なぜ日本でディスカウントストアが成立しなかったのか
ディスカウントストア再挑戦―ディスカウントハウスからディスカウントストアへの転換
バラエティストアの復権―ワンプライスからバラエティストアへ
ダイエー帝国の衰亡―中内流「流通革命」成功と失敗の「本質」
フードサービス業の揺籃―外食・中食産業でも大規模化、チェーン化に邁進
商品がすべて―商品開発はチェーンストアにとっての根本問題
チェーンストア商品開発の根本原理―流通革命の本質
チェーンストアの時代―社会革命としての流通革命
著者等紹介
渥美俊一[アツミシュンイチ]
日本リテイリングセンター・チーフコンサルタント。チェーンストア産業づくりの研究団体ペガサスクラブ主宰者。1926年(大正15年)生まれ。旧制官立第一高等学校を経て、1952年東京大学法学部卒業。同年読売新聞社入社。横浜支局で経済事件担当記者、経営技術担当記者を経て、1958年から1967年まで東京本社で「商店のページ」担当主任記者。1963年チェーンストア経営専門コンサルタント機関として日本リテイリングセンターを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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