出版社内容情報
1946年創業以来、「人と土と水」をテーマに地盤調査を中心とした建設総合コンサルタントとして社会のインフラ整備に貢献する中央開発株式会社。地盤沈下や液状化などのリスクを回避し、安全・安心な建造物を造るために不可欠な地盤調査のパイオニア企業の激闘の70年に迫る。
内容説明
人々の危機、そして希望の傍に技術者がいた。超高層建築から、巨大ダムまで。「土と水」を軸に、地道な技術研鑽に励む技術者たちの圧倒的な情熱と才気に迫る。
目次
第1章 自然災害から命を守れ―想定外から災害の見える化へ
第2章 戦後日本の高度成長を支えた地盤調査
第3章 海底を解明する
第4章 ダム・プロジェクトに挑む
第5章 地盤災害調査への挑戦
第6章 明日の地球を土と水で支える
第7章 土と水と人が関わる未来へ
著者等紹介
瀬古一郎[セコイチロウ]
1957年4月8日生まれ、1981年東京大学工学部・反応化学科卒業、株式会社日立製作所を経て、1988年中央開発株式会社入社、1990年東京大学工学部・土木工学科卒業、1991~1993年財団法人リバーフロント整備センターに出向の後、1994年から中央開発株式会社取締役、2003年に代表取締役社長に就任し、現在に至る。2004~2007年社団法人地盤工学会・関東支部副支部長、2007~2011年社団法人全国地質調査業協会連合会・会長、現在は、公益社団法人日本コンサルティング・エンジニア協会・副会長、全国地質調査業厚生年金基金・副理事長の他、一般社団法人リバーテクノ研究会・監事、一般社団法人建設コンサルタンツ協会・監事などを務め、公益社団法人日本河川協会の会報「河川文化」(季刊)の表紙を描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。