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復活を使命にした経営者―ツムラ、復活への四〇〇〇日

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478083352
  • NDC分類 499.09
  • Cコード C0034

内容説明

明治時代より婦人薬「中将湯」で親しまれ、名門へと上りつめたツムラだったが、漢方の副作用報道等により赤字に転落。事業立て直しを迫られた芳井順一現会長が改革の柱に選んだのは祖業「漢方」だった。経営改革と漢方の復権が交わるとき、その先には何が待っていたのか。ツムラ、奇跡の復活なるか―?!

目次

序章 漢方復活に賭けたツムラ
第1章 闇が深ければ深いほど夜明けは近い
第2章 良薬は必ず売れる
第3章 ツムラの夢、ツムラの約束
第4章 日本と世界をつなぐ漢方
終章 漢方と医療の明日へ

著者等紹介

岡田晴彦[オカダハルヒコ]
1985年株式会社流行通信社入社。1994年同社退社。編集制作会社勤務を経て、2000年4月ダイヤモンド・セールス編集企画(現・ダイヤモンド・ビジネス企画)入社、『Diamond SalesManager』(現・『Diamond Visionary』)編集長に就任。現在同社取締役編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぺぱごじら

12
ラボの同僚からの借り本。企業再生の話を読むのは楽しい。厳しい状況を乗り越えてきた会社には常にドラマがあるから。待ったなしの局面では、普段どんなにスカした人でも目の色が変わる瞬間がある。皆が真剣に悩み、本気で喧嘩し、悔しがり、喜ぶ姿がある。だけどそういうのを『やってきた』身から言わせて貰うと『事業運営にドラマなんか要らない』だったりする(笑)。典型的な巻き込まれ体質の芳井社長さんも、きっとそう思っているだろうとか考えました(笑)。経営者の使命は『ドラマを起こさないこと』だとぼくは考えている。2013-1492013/10/07

壱萬参仟縁

10
新刊棚より。良薬は必ず売れる(カバー折り返し)。なにも薬に限ったことではないが。TPPで薬も大量に入ってきそうなのだが、大変になりそうな製薬業界。空海は長安で漢方原典『傷寒論』を書写したようだ(15頁)。コピー機のない時代。後漢の張仲景の医書(17頁)。生薬トレーサビリティ(142頁~)もまた、TPPでどうなるのか、と思う。しかし、高齢社会において、どうして潰れる危機に陥ったのだろうか? 規模は関係ない。「人に優しい企業」への転換(234頁)。当たり前だろう。当たり前を疎かにしているので、ダメになるのだ。2013/07/24

ヒデジぃ

1
素晴らしい復活を成し遂げたツムラ。そこには一企業の建て直しのみならず、日本古来の漢方を日本医学界に復活させることを使命とした一人の経営者の信念と知恵と人を動かす人間力があった。いつも趣味の世界でお世話になっている方なので、改めて凄い人だなと感慨もひとしおでした。2013/07/21

まさあき

0
一気に読み終えた。「自然と健康を科学するツムラです」のフレーズが頭に残こる株式会社ツムラ。経営の失敗からV字回復を託されたのは西南出身の芳井順一氏だった。ーー良薬は必ず売れる、という信念、漢方を復興させたいという思い、そして何よりも至誠。いろいろ業績改善の手は打った芳井氏だが、やはり復興の大元は誠意なんだと実感。社員全員のコメントカードやメールに返事をする姿はまさに「百術は一誠に如かず」の姿勢。偉大なる先輩、勉強させていただきました。2015/08/23

くらーく

0
礼賛しすぎ?で却って疑ってしまう位、良い経営者。 本に書くと、当然、当たり前、なのだろうけど、それが出来ていなくて、今の状態の企業が沢山。。。なんだろうな。 2014/07/05

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