IoTは日本企業への警告である―24時間「機械に監視される時代」のビジネスの条件

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IoTは日本企業への警告である―24時間「機械に監視される時代」のビジネスの条件

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478067451
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0034

出版社内容情報

増殖するIoTの時代、本当に恐ろしいことは何か? IoTで個人や社会はどう変わるのか? 人々のプライバシーは? 日本企業の最大のリスクは? ダボス会議をはじめ、サイバー・セキュリティ分野で世界から注目される第一人者がわかりやすく解説する。

内容説明

500億の「機械」がつながる近未来!サイバー攻撃の激増で日本はどうなる?増殖を続けるIoTに「安心・安全」は実現できるのか?新しい技術によるビジネスの光と影を明かす!

目次

第1章 IoTとは何か―あなたの身近なものでIoTを定義する
第2章 IoTはすでにここまで増殖している
第3章 セキュリティ暗黒地帯からの脱却
第4章 今、IoTに必要な「セキュリティの十戒」
第5章 日本企業のチャンスはどこにあるか
第6章 IoT時代の日本のリーダーシップへの警告

著者等紹介

齋藤ウィリアム浩幸[サイトウウィリアムヒロユキ]
内閣府本府参与。1971年ロサンゼルス生まれ日系2世の起業家。ベンチャー支援コンサルタント、暗号・生体認証技術の専門家。指紋認証などの生体認証暗号システムを開発し、160社以上の企業とライセンス契約を締結。2004年に会社をマイクロソフトに売却後、2005年に拠点を東京に移して、株式会社インテカーを設立。日本再生に必要なリーダーシップやチームづくりを訴え、スタートアップ企業の育成を手助けするとともに、世界各国の政府機関への協力、企業研修、政策提言など幅広く活躍している。2013年12月、内閣府本府参与に就任。2015年6月からバロアルトネットワークス株式会社副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

33
ホテルでも水道の水は飲むなという注意をうっかり守らなかったために、ひどい目に会ったことがある。環境が変われば、元の常識は通じない。一方、IoT時代は、気づかぬうちに環境が変化する。例えば、拾ったUSBを使うことで、無自覚の内通者になり、組織の情報漏洩やシステム混乱の片棒を担ぐこともあり得る。IoTの進展は大きな利便性をもたらすが、深刻なセキュリティの課題も突き付ける。このリスクをマネジメントして価値を享受するか、「つながらない時代」に回帰するか、対応を先延ばしすれば、チャンスは遠ざかり、リスクは増大する。2017/02/02

Keystone

8
IoTの話の中でも、セキュリティについての内容が詳しい一冊。セキュリティの十戒は参考になりました。日本企業の問題点を愛をもって指摘してくれている。でも、もうこれは負け戦ではないだろうか。日本は遅れすぎている。2016/03/01

Kentaro

3
IoTが2020年には500億ものデバイスがインターネットに繋がるとき、世界はこう変わっていますよ! そして、IoTにより、サイバーセキュリティのリスクは一段と高まり、セキュリティへの対策も安全性と利便性と費用の3つの視点のバランスを取りながら、セキュリティの10戒を守ってPDCAサイクルを回して行こうといった内容でした。2017/04/06

Hyos(元jpn1024)

3
IoT社会の到来に対して日本がどのような指針の下に行動すべきかが考察された本. IoTの作用によるビジネスの変容の具体例がピックアップされていて面白い. 例えば,イギリスのエンジンメーカであるロールスロイスは,エンジンの出力と使用時間に応じて利用料を課金するビジネスを始めたとのこと. エンジンにセンサを取り付け,膨大なデータを収集し,整備の効率化に寄与しているようだ. また,情報社会では当然気をつけるべきセキュリティについても細かに論じられている. IoT社会の正負両面を概観するのに適当な本であると思う.2017/12/09

Super Phoenix

3
オールジャパンに拘る必要はないと思うが、「ダメ出し」よりも「できること」を考えるべきなのは、その通り。2016/07/24

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