出版社内容情報
ゴールドマン・サックス、ドイツ証券などで長年活躍し、日本経済の長期停滞を的確に予測したトレーダーによる異色の経済・社会入門。『進撃の巨人』『鋼の錬金術師』から金融理論、ウォーラーステインの「世界システム論」までを駆使して、かつてない「“大きな”不安を感じ続ける若者たち」の疑問に小説仕立てで答える。
内容説明
資本主義の変わり目に割を食ってしまう世代のために。ゴールドマン・サックス、ドイツ証券などで長年活躍してきたトレーダーが、『進撃の巨人』『鋼の錬金術師』からマクロ経済理論、世界システム論までを駆使して示す、“新しい時代”の総合分析。
目次
Prologue 不人気ゼミの数理経済学者
1 『進撃の巨人』はなぜ売れたのか?
2 これからは『鉄腕アトム』が人類を不幸にする
3 『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャリーが気づいたこと
4 人類はもう“賢者の石”を使い果たした
5 「不安」の正体
6 日本人にしかできないこと
Extra lesson 中央銀行はインフレをつくれない―等価交換の原則をやぶるリスクとは
著者等紹介
松村嘉浩[マツムラヨシヒロ]
1989年神戸大学経済学部経済学科卒(数理経済学専攻)。1989年にゴールドマン・サックス証券に入社し、メリルリンチ証券を経て、1996年にドイツ証券に入社。ドイツ証券で円債トレーディング部長を務めた後、バークレーズ・キャピタルに移籍し2011年に引退。主に円債トレーディングおよび自己勘定トレーディングに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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