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出版社内容情報
稲田 将人[イナダ マサト]
著・文・その他
内容説明
真のプロフェッショナルを目指す、すべてのビジネスパーソンへ!トヨタの実践力、マッキンゼーの戦略プランニング力を身につけた企業改革請負人が、次代のビジネスパーソンにおくる骨太なアドバイス。
目次
1 企業における参謀とは、どういう存在か
2 なぜ、参謀機能が必要になるのか?
3 参謀の基本姿勢とマインドセット
4 戦略とは何か
5 問題解決の基本は、MECE×ロジックツリー+仮説思考
6 必修の経営知識と実践知
7 組織のPDCAを正しく起動し、事業運営力を磨き続ける
8 人間の「業」に対処する
著者等紹介
稲田将人[イナダマサト]
株式会社RE‐Engineering Partners代表/経営コンサルタント。早稲田大学大学院理工学研究科修了。豊田自動織機製作所より企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。マッキンゼー退職後は、企業側の依頼にもとづき、大手企業の代表取締役、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行う。2008年8月にRE‐Engineering Partnersを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
68
企業における参謀役とは、企業・事業の運営化を最適化すべく、経営判断を含めたトップの判断精度を上げる為の職務を遂行するもの。参謀役と称したものは企業組織図には出てこない。しかし、五感を通して現場を知り、問題があった時に誰よりも早く経営目線で最も的確な仮説を思いつく事が出来る能力を有する者。その為、人望とトップへの正しい情報提供が要。ツールとしてはPDCAと見える化。姿勢は、リスペクトと謙虚さ。大義を意識し、筋論に真っ向から挑める者。さてさて、そうこの分厚い本から理解したが我が身はどうか?ということである。2018/10/28
sayan
28
著者が出した過去の著作で、「前提の定義」と創業者は「事業創造」には興味があっても「マネジメント」には意識がいかない、という議論は印象深かった。本書は、マネジメントを担う参謀(組織内のNO2)の業務に焦点をあて、全79のアドバイスでまとめてある。読み手のニーズに応じて反応は様々であるが、個人的には、参謀=ナンバー2には情報が集まる、マネジメントにおけるアートとサイエンス、の重要性に関する議論は非常に示唆的だった。特に、暗黙知を言語化し、再現性を持たる下りは納得感が強い。言語化を億劫と感じる際に思い出したい。2018/06/30
奈良 楓
22
【良かった】参謀の仕事の一つ=社内の神経系統作り、がとても分かりやすい表現と思いました。社のトップや参謀が判断できるに足る情報を作り末端神経の仕事を果たすことが今までできていたのか?、と自問しました。社内を腐らす輩の話が多々あったが、その輩を排除する方法をもう少し具体的に聞きたかったです。2021/11/29
karutaroton
19
仕事本。面白そうと思ってパッと買ったが、この著者の別の本をすでに読んでた。別の著者のこの手の本も読んでみたい。内容は大変真っ当。特に8章が綺麗事じゃなく現実的で面白いし、為になるかと。インテルの、議事録は一番上位者が書くルール、いいな。相関と因果、気をつけよう。社長に決裁迫るのが酷な企画資料、気をつけよう。やらない理由を正当化するコンプライアンス運用、ウケる。仕事への意欲が高まる本でした。2019/07/22
しん
16
経営企画の仕事とは何だろうと思っていて、タイトルだけ見てこの本を買いました。内容的には外れてはいないのですが、この本はトップの参謀となりたい人向けです。私としてはもう少し業務寄りの本が良かった気がします。会社のナンバー2になりたいわけではないですから。戦略参謀として相応しい人物や行動などについて書かれているのですが、随所にPDCAについての記述があり、企業が発展して行くための条件みたいな内容もありました。少々読みにくい本だった気がします。2021/08/09