内容説明
iPodからiPhoneまで、アップル復活の舞台裏を知る“唯一の日本人経営者”が、変化の時代を生き抜く「新しい当たり前」を40のポイントから解説。
目次
1 世界を変える「チェンジメーカー」になれ!
2 これからの世界を生き抜く「世界標準の武器」
3 どこでも一生役立つ「サバイバル・スキル」
4 「自分の価値観」に素直に世界を生き抜く
5 これからのビジネスで何より大切なこと
6 世界で戦う前に知っておきたいこと
著者等紹介
山元賢治[ヤマモトケンジ]
1959年生まれ。神戸大学卒業後、日本IBMに入社。日本オラクル、ケイデンスを経て、EMCジャパン副社長。2002年、日本オラクルへ復帰。専務として営業・マーケティング・開発にわたる総勢1600人の責任者となり、BtoBの世界の巨人、ラリー・エリソンと仕事をする。2004年にスティーブ・ジョブズと出会い、アップル・ジャパンの代表取締役社長に就任。iPodビジネスの立ち上げからiPhoneを市場に送り出すまで関わり、アップルの復活に貢献。現在、(株)コミュニカ代表取締役、(株)ヴェロチタの取締役会長を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
57
★★★★★ 日本IBM、オラクル、アップル・ジャパンなど、30年間外資系企業を渡り歩いた著者がそのビジネス経験をもとに記した、21世紀を生き抜くための40の指針。数年ぶりに再読したが、やはり心に刺さる言葉が多い。「当事者意識を持つ」「新しい課題を自ら作り出す」「コミュニケーションは覚悟」「最大のスキルはWHYで考えられる力」「この世で一番強力な武器はパッション」など。明治維新の志士を多く輩出した吉田松陰の松下村塾になぞらえ、自ら私塾を開き、現代の坂本龍馬を生み出すべく活動しているとのこと。素晴らしい。2020/08/03
ハッシー
36
★★★★★ 今後の世界を生き抜くために必要なスキルを、著者でしか経験できなかった貴重な体験を通して分かりやすく教えてくれる。共感できることが多く、実践したいという気持ちになる。また読みたいと思う。2018/05/28
ともひろ
15
いまの日本企業が衰退していった理由を考えさせられました。しかし、大きな志しを持つ企業経営者がどれぐらいいるのでしょうか?日本企業はもっと世界に踏み出していく必要があるでしょう。2016/11/10
イノベーター
13
超お勧め本です。 アップルやオラクル、IBMなどの外資系企業で働いてきた筆者が真にグローバルで勝つための心構えとスキルを熱く語ってくれます。読みやすい割に名言多くて、どんどん読めちゃったと思ったら付箋が沢山。 グローバル企業に勤めなくても、心構えや仕事への取り組み方は参考になるはずです。2014/08/22
ヨータン
7
さらっと読めました。ビジネス書としての内容は特に印象的な部分はありませんでしたが、アップル・ジャパンの代表取締役をなさっていた方なので、スティーブ・ジョブズ氏との対話の場面も出てきて、どちらかと言うとそっちの方に興味を持って読みました。2013/12/24