内容説明
会計を英語で覚えるコツとプロの読み方を実在の決算書で解説。
目次
プロローグ 会計は英語のほうがラクに覚えられる
第1章 H&M―高収益の小売ビジネスを「PL&BS」から読み解く
第2章 ArcelorMittal―巨大鉄鋼メーカーの「会計指標」を分析する
第3章 Blockbuster―経営破綻の予兆を「CF計算書」から察知する
第4章 Apple―驚異の成長スピードを「成長率計算」で測定する
第5章 Walt Disney―複合企業の多角化を「セグメント情報」でつかむ
第6章 Amazon.com―9ステップで英語の決算書を読んでみる
著者等紹介
大津広一[オオツコウイチ]
米国公認会計士。1989年、慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。米国ニューヨーク州ロチェスター大学経営学修士(MBA)。富士銀行、バークレイズ・キャピタル証券、ベンチャーキャピタルを経て、2003年に株式会社オオツ・インターナショナルを設立。企業戦略や会計・財務のコンサルティングを行う。また、大手メーカー、金融機関、流通、サービス、外資系企業など年間30社に対して、アカウンティングとコーポレートファイナンスの教育講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nekozuki
13
個人的に日本語。キーワードは英語。財務分析を知っていれば内容は特に目新しいことなし。会計規則の違い等のコメントは参考になる。2018/05/31
TadashiK
2
英語と会計は別々のものではなく一緒に学ぼうというコンセプト。確かに数字の桁区切りも英語のほうがすんなりくるし、会計用語も日本語より直感的に分かりやすいものも多いですね。この本では6つの会社の財務諸表をとりあげ解説されており、会計として英語の勉強としても十分に歯ごたえがあります。2016/08/27
深海(ふかかい)
2
数多くの「会計」本を読んだが、本書は今までで一番良かった!日本語よりもむしろ英語の決算書の方が分かりやすい、という著者の主張にそって、Apple,H&M,アルセロールミタル等のアニュアルレポートが財務分析されているのだが、各企業ぶつ切りで分析して終わりではなく、本書全体を通じて少しずつ読者がステップアップ出来るように上手く構成されています。初学者向けの入門会計書では物足りないビジネスマンに、広くお勧めできます。「CF計算書の間接法」「当座比率」といった用語が説明なしに出てくるので、それくらいは分かる人向け2012/05/13
Ursula
1
何度も読み返して、マスターしたい2017/06/09
K
1
仕事関連で。基礎的でわかりやすく、もう一周しようと思う。でもね欲を言うと、英語で講義もなさっているという著者だったので、講義録っぽく、全編対訳にしてくれるとなお良いのになぁ。2017/05/08