内容説明
ビジネス全体を構造的に捉え、全体の戦略と個別の戦術を最適化する画期的な理論とフレームワーク。多様化、複雑化を極める企業活動のなかで、どうすれば、事象に振り回されることなく、最適な戦略を構築できるのか。刻々と変化するビジネス環境において、持続的に企業価値を高めるための「全体最適」のあり方を示す。
目次
第1章 経営概論―目的指向、全体・長期最適への構造ベースの企業経営(経営の本質;本質的経営である「ビジネス構造化経営」への三つの鍵、そして三つの経営基本要件;本質的経営である「ビジネス構造化経営」への三つの扉と七つの基本概念;本質的経営のフレームワーク:「ビジネス構造化フレームワーク」)
第2章 経営の基本理論(ビジネス構造(論)―企業ビジネスの全体俯瞰
企業戦略(論)―ビジネス構造ベースの価値創出戦略
ビジネスの運用(論):価値創出への継続的な構造ベース改革)
第3章 ビジネスの構造的枠組み―「ビジネス構造化フレームワーク」(Structure‐based Business Management Framework)(ビジネス構造化経営における「ビジネス構造化フレームワーク」の位置づけ;「ビジネス構造化フレームワーク(全体)」の構成
ビジネス構造化フレームワーク(個別)
改革サイクルフレームワーク)
第4章 ビジネス構造化経営の実践(ビジネス構造化経営適用の必要度合;ビジネス構造化経営適用の実際;企業個別要素および実リソースのマネジメント(論)
総括)
著者等紹介
武井淳[タケイジュン]
現、Qunie Corporation(株式会社クニエ)マネージングディレクター。慶應義塾大学経済学部卒。アンダーセン・コンサルティング、(株)アクセンチュア、(株)ザカティー・コンサルティングを経て現職。20年以上に亘り、経営コンサルティングに従事し、製造業、金融業、電力・ガス業、鉄道業、商社、病院、IT業、建設業、サービス業などの内外企業および団体において、戦略立案、企業統合、自由化対応改革、民営化改革、業務改革、統制機構改革、IT戦略立案、人材管理改革などのプロジェクトリーダーを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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