内容説明
引き返すことができなくなる「時」が迫っている。気温上昇「2度」突破のポイント・オブ・ノーリターンまで、あと20年。
目次
第1章 2℃突破とポイント・オブ・ノーリターン(大きな一歩―2℃ターゲット;海洋生態系に大打撃を与える海洋酸性化;ノーベル賞受賞者らの強い危機感 ほか)
第2章 暴走する温暖化と“気候戦争”の危機(人々は飢える前に襲撃してきた;二〇〇九年中に飢餓人口は一〇億人を突破;ペンタゴン報告書の衝撃 ほか)
第3章 グリーン・ニューディールと低炭素革命(グリーン・リカバリーの政策提言;グリーン・ニューディールをめぐる世界の動き;グリーン・ニューディールの意味とは? ほか)
著者等紹介
山本良一[ヤマモトリョウイチ]
東京大学生産技術研究所教授。東京大学工学部冶金学科卒業。工学博士。専門は材料科学、持続可能製品開発論、エコデザイン。文部科学省科学官(2004~2007)、エコマテリアル研究会名誉会長、LCA日本フォーラム会長、環境経営学会会長、国際グリーン購入ネットワーク会長、環境効率フォーラム会長、「エコプロダクツ」展示会実行委員長など多くの要職を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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