内容説明
司法試験、司法書士試験、公認会計士試験、税理士試験、国家公務員試験などの難関国家試験から、大学・大学院への編入学試験まで、あらゆる「試験」に強くなる。誰でも必ず能力が上がる方法を具体的に解説。
目次
第1部 これからの勉強法(試験勉強法とは何か;あなたは何をどう勉強すべきか ほか)
第2部 試験勉強の技術(合格するための3つの力;知識の習得―暗記の技術 ほか)
第3部 スクールの選び方と勉強の進め方(スクールの選び方;スクールでの勉強の進め方)
第4部 勉強にくじけないために(柴田式自己コントロール法)
付録 現役中高生500人に聞きました―「質問してみたいことは?」への回答
著者等紹介
柴田孝之[シバタタカユキ]
1972年三重県生まれ。司法試験講師・勉強法学者。東京大学法学部卒業後、司法試験合格。現在、LEC東京リーガルマインド専任講師。合格法・知識・解答力のすべての面の伝授に、日夜熱意を燃やす超人気講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユーユーテイン
16
受験勉強、資格試験など、どんな試験にも共通する考え方と対策を教えてくれる。試験で点数を取るための3つの要素、それは知識(暗記)と理解(知識の関係付け)と解答力(表現力)だ。暗記は覚える事柄を絞る。理解するには手を動かす。これらの力を計画を立てて伸ばす。計画を立てれば達成すべき目標と過程が見える。1週の勉強時間24時間をうまく生活に割り振る。そんな具体的方法も参考になったが、最も衝撃を受けたのは「勉強してよかったことは?」という質問への解答。こんな風に明快に答えられることが、まさに勉強の成果だと思う。 2014/10/18
Haruka Fukuhara
9
勉強法の研究家を自称するだけにたしかによく考え抜かれている印象。説得的・納得感のある記述が並ぶ。実際LECの入門講座から例年最年少合格者を輩出しているらしく実績も十分。割り切って一番嫌いなタイプの受験勉強スタイルのS式で試験に臨むのもありかもしれない。こんなの学問じゃない、と離脱してしまった過去があるけれど、実際求められているのは学問でも何でもないんですよね…割り切りが大事か。2017/08/02
としP
8
「計画を立てろ」。ドラッカーもその重要性について述べていたこと思い出した。その他、試験勉強自体の重要性から方法論までまっとうなことが書かれてる。2014/03/15
みんと
8
頭が良くて幸せですという、どちらかというと上から目線的な文章の書き方だが、それでも、こちらが知りたいと日頃から思うことなどに、ずばり的確に答えてくれているので、とても気持ちがいい。 そして、説得力もある。 肩こりの悩みに、筋弛緩剤を打ったり、ペインクリニックで麻酔注射をしてもらうのがよいとの答えには、さすがにうちの中学受験を迎える息子にはちょっとと遠慮したくはなるが、できない子は、何が原因なのか、どうやったら合格を勝ち取れるのか、実践すべきこともよくわかり何度も読み返したいと思わせる1冊であった。2011/05/27
ユビサキ
7
超正攻法の勉強の本。 教養を広げて知識人になるのは試験勉強のあと。この順番を誤るとリーダーになれず、自分の能力を発揮できずに時間が少なくなるだけ。理解したければ手を動かせ。集中力が続かないなら、集中しなくても問題が解けるくらい能力を高めてください。挫折をせず、成功するためには自分の能力に疑問を持たない。天命を待てるほど人事を尽くせ。眠気をなくすには日付が変わる前に寝る。 グサグサ刺さりまくりで目が醒めた。2012/06/21