内容説明
読むだけで心が前向きになり、人にやさしくなれる。ツキのカリスマ・西田文郎が語る、心が前向きになる真実の話。他人のことに一生懸命になったとき、人は大きく変われる。
目次
第1話 たった二ヵ月だけの妹―ラーメン屋主人の話
第2話 無料で配る850個の「夢ケーキ」―伊那にある一軒のケーキ屋さんの話
第3話 ゴミ山で暮らす子どもたちが教えてくれたこと―アジアを旅するカメラマンの話
第4話 残された100歳までの夢日記―和歌山の小さな小さな会社の話
第5話 宇宙にいちばん近い男の本当の夢―小さな工場の専務のお話
第6話 いちばんの出会いは交通事故―車いすのキャプテンの話
第7話 寂しさが育てた他喜力の心―会社をついに上場させた社長の話
第8話 障害者70人が生き生き働ける場所―若い兄弟が作ったあるクリーニング工場の話
著者等紹介
西田文郎[ニシダフミオ]
1949年生まれ。(株)サンリ能力開発研究所代表。日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニア。30年以上にわたって、スポーツ、ビジネス、受験など、あらゆる分野でツキと運に恵まれた成功者を、数々輩出してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
almeida
7
子どもたちの夢を形にして無料で配る「夢ケーキ」の話がよかった。2010/06/13
凍蝶。
5
感動的で心温まる話。人を喜ばす力を「他喜力」とい表現し、すべての物語の根底にその他喜力がある。無条件の愛で、できることなら世の中の辛いことすべてからすべて守ってあげたい気持ちが他喜力の原型。今もっとも必要とされている力だ。成功には社会的成功と人間的成功の相反する二つがあり、この二つ成功を可能にする力が他喜力なのだそうだ。2011/09/09
多夢先
5
ひと昔前までは、一つの家族の中にも、その家族が共有鵜する一つの価値観があったものです、今はそれも失われつつあります。成績さえよければ、やることさえやっていれば、価値観なんてバラバラでもかまわないんじゃないか、人それぞれ、自由じゃないかというわけです。でも私は思うのです、現代日本の家族の絆が、悲しいほどもろくなってしまった原因に、これらの価値観の喪失があるのではないでしょうか。2010/02/01
doitnow420
5
電車の中で読んだのが間違いだった…。涙をこらえながら読んだ。自分を喜ばそうとするだけでも社会的成功を得られるが、他人を喜ばそうとすると人間的成功をも得られる。両方持っているのが一番いい。2009/12/25
セレビ
4
真剣に向き合ってきた人達の人生はやっぱりすごい、起きたこと全てに意味がある、他喜力-人を喜ばせることが自分を幸せにする、深いなあ。2019/07/21