内容説明
新聞はどうあるべきか、どこに魅力があるのか。そして読み手はどう活用していけばいいのか。さっそく、覗いてみましょう。
目次
第1章 ニュース力を磨こう
第2章 数字力を磨こう
第3章 伝える力を磨こう
第4章 書く力を磨こう
第5章 想像・推理力を磨こう
第6章 見せる力を磨こう
第7章 発想・コミュニケーション力を磨こう
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト。1950年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHKで記者やキャスターなどを歴任し、2005年に退職。以後はフリーランスとして活動し、各種メディアに出演している。日本ニュース時事能力検定協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
22
これは連載してたものをまとめたもの。2010年の本ということで現在2017年なので7年前。 ニュースや情報の例として使われているものは古いものになってしまっています。とはいえ、池上さんが新聞のあらゆる記事やコラムを愛し、活用してほしい。そして今よりも更に良いものに新聞がなって欲しいと思っていると感じました。2017/02/08
tapioka
18
朝日新聞に連載されていた池上彰の新聞批判のコラムをまとめた本。池上さんの新聞好きが手に取るように分かり、その上で新聞の良さや批判を述べています。タイトルが新聞活用術なので、新聞を読むためのコツとか実践的なものを期待していたのですが、新聞っていいですよとか、同じ内容でも新聞各社で報じ方が違うなど、かなり新聞入門書のようなテイストになっています。普段から読書をする人であれば物足りない内容ですが、あまり本を読まない人でこれから新聞を読み始めようかなと思っている人には導入本としていいかもしれません。2014/02/07
Yuka M
15
新聞は最低3紙を比べ読みしているのだが、本書を読んで一層新聞に対する興味が湧いてきた。独自取材や調査によってつくられる記事が新聞の魅力。2015/04/30
mimm
11
やっぱり池上さんは分かりやすいわ-とか読みつつ日付見てみると、家で朝日取ってた時期なのに、このコラム知らなかったことにがっくり。 新聞の活用方、読み比べなど面白そうとは思いつつも、一紙読むのだけで精一杯な私には、無理な感じ。その一紙さえ、読みこなせているかどうか…。 これ読みながら、今の朝日に関しての意見を知りたく思いました。出るかな?2014/11/08
doi
9
(図書館)【内容】「新聞勉強術」と被る部分が多く有った。タメになったのは、一面下部のコラムがネットで見れることぐらいかな。それ以外は既知。朝日新聞の連載を書籍化したそうなので朝日新聞寄りの内容に寄っているが、読む限りではメイン日経・サブ朝日が良さそう。首相動静とやらに興味。2015/10/22