出版社内容情報
企業が利益をあげるためには、コスト削減以上に戦略的な価格設定が重要になる。ミクロ経済学やゲーム理論などの基礎概念から、バンドリングや価格差別化、オプション・プライシング、CLVの実践、法人間取引の価格設定など、豊富なケースを使ってわかりやすく解説。値下げから、値上げの方法まで、利益最大化のための戦略がわかる。
内容説明
ロジカルに値段を決める!豊富な事例と経済メカニズムで考える新しい価格戦略論。
目次
第1章 価格戦略とは何か
第2章 価格戦略の基本的な考え方と戦略を学ぶ―マクドナルドの価格表に凝縮されたノウハウ
第3章 収益を極大化させるバージョニングとバンドリング―限界費用の低さを活かしたデジタル情報財の多彩な価格戦略
第4章 CLVで価格戦略を考える―なぜ携帯電話では大胆な価格戦略が可能なのか
第5章 保存の利かない財・サービスの価格にオプションを導入―航空サービスの価格にこめられたオプション価値とは何か
第6章 競合相手・取引相手の動きをゲーム理論で分析する―家電量販店および法人取引の価格戦略
第7章 プレミアム価格を維持するためのシグナリングゲーム―なぜプレミアムブランドは銀座に立地するのか
第8章 これだけは知ってほしい経済的概念
ケーススタディ もし東京ディズニーリゾートの経営者だったなら
著者等紹介
吉川尚宏[ヨシカワナオヒロ]
京都大学工学部卒、京都大学大学院工学研究科修士課程修了、ジョージタウン大学大学院IEMBAプログラム修了。野村総合研究所、NRIアメリカワシントンDC支店等を経て、A.T.カーニー入社。現在、プリンシパル。専門は情報通信分野、メディア分野、金融サービス分野のマーケティング戦略、事業戦略、制度設計、規制対応戦略など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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