公務員入門―「不況の時はやっぱり公務員」のウソ・ホント

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478009123
  • NDC分類 317.3
  • Cコード C0037

内容説明

元キャリア官僚が明かす「お役所勤め」の真実。仕事の内容・忙しさから、収入・待遇、将来の不安まで、公務員の本当は悲惨な実像がわかる。

目次

第1章 「公務員」とひとくくりで言っても…―最初に知っておくべきこと(公務員をめぐる大きな誤解;「公務員は…だ」の「…」に何を入れますか? ほか)
第2章 公務員の待遇は恵まれているのか?―収入面を検証する(公務員をめぐるゴールデントライアングル;平均給与―確かに高いが… ほか)
第3章 公務員は楽で安定しているのか?―仕事と身分保障について(なぜ公務員ばかりが批判されるのか?;役所の楽な仕事・大変な仕事の具体例 ほか)
第4章 公務員になって、こんなはずではなかった?―知っておくべき公務員のリスク(公務員にリスクがないなんて大ウソ;職業選択上のギャップに起因するリスク ほか)
第5章 心身の健康を脅かす“お役所仕事”のリスク―現状では避けがたい問題(現状の役所仕事に内在するリスク;人事異動・配属をめぐる諸問題 ほか)

著者等紹介

山本直治[ヤマモトナオハル]
1974年長野県生まれ。中央大学法学部、同大学院法学研究科修了(修士)。国家公務員採用1種試験に合格し旧文部省(現文部科学省)に採用され、内閣官房副長官補室などを含めて6年間勤務。30歳のときに人材紹介会社に転じ、現在はロード・インターナショナル株式会社にてIT・コンサルティング業界などのヘッドハンターとして活動する傍ら、産業カウンセラーの資格を活かして公務員向けの転職支援情報サイト「公務員からの転職支援 役人廃業.com」も主宰する。資格試験学校のWセミナーや都内の私立大学などの講師として公務員採用試験対策講座の教鞭もとっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱめ

6
公務員の待遇などの現実が分かった。公務員は安定してると言われるけど、もちろんリスクだってたくさんある。そういった現実的な面がしっかり書いてあって良かった。2021/02/16

がっち

5
良書。公務員は安定しているか。という疑問に応えられる一品だと思う。しかし、国家公務員(一般職)に関しての話が多いため、特別職や地方公務員の話は薄いなといったところ。公務員と行ってもいろんな見方があり、どうともいえない部分が多い。しかし、データがしっかりしていて良書だと思う。2013/04/25

ろあ

3
帯の煽りが「公務員志望者は読んではいけない!」であったが、寧ろ読むべき本。(自分含め)公務員志望者の中には、公務員という仕事について十分に調べてもいないのに目指している者が少なくない。筆者は30歳で民間に転職した元キャリア官僚。多くの公務員本は公務員のメリットばかりを描き、裏面のリスクについては触れていない。しかし、本書は収入・福利厚生・仕事内容等、できるだけ多くの側面からメリットとリスク(デメリット)の両者を紹介している。内容は必ずしも詳細ではないが、公務員という仕事をニュートラルな視点から概観できる。2013/11/24

Dream

3
一生懸命、勉強をして難関をくぐり抜け採用された公務員のリスクが本書の大半、記されている。求められる素質とか能力とか、そこらへんをもっと具体的に欠いてあるものだと期待していたので、少し残念だった。本書は、文書だけでなく、グラフや表を用いて根拠も示しており、分かりやすい。タイトルは「公務員になるリスク」としてはどうかと思った。2010/04/13

wakashamo

2
就職活動を行う際、民間企業志望者は主に職務内容を重視し、公務員志望者は(楽観的に)待遇を重視する。 そのため、いざ公務員になってみると、理想との違いや職務内容のミスマッチから公務員を辞めてしまうという例が多々あるという。 何をしているのかがわかりづらい、公務員という職業に対する正しい理解が必要だ。 また、公務員側も、自分たちが何をしているのかを積極的に広報することが大切だろう。2015/10/07

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