出版社内容情報
人々の生活のなかに生まれ伝わる説話の宝庫から、選りすぐりのユーモラスな話や不思議な話を、絶妙なタッチでコミック化。
内容説明
霊界との交信。涙あふれる物語―。
目次
第1章 異界との交流
第2章 因果応報の顕現
第3章 色好みと和歌の場
第4章 賢愚と滑稽と勇気と
第5章 悪業の構図
第6章 したたかで異様な人間たち
著者等紹介
松村雄二[マツムラユウジ]
1943年東京生まれ。中世日本文学専攻。開成高校、東京大学文学部を経て、同大学院国語国文学博士課程を満期退学後、都立大泉高校、共立女子短期大学、国文学研究資料館に順次奉職。人間文化研究機構国文学研究資料館名誉教授
甲斐謙二[カイケンジ]
1952年生まれ。手塚プロを経て独立。児童誌などに執筆し、『合戦日本史』『超伝導』などの漫画を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
36
今昔物語、おもしろ~い。どこか手塚感のある絵なのも読みやすさに役立っているのかな?娘も楽しそうに読んでいました。…最後のページで漫画を描かれた甲斐譲二さんか、著作権者に心当たりの方を探している、というメッセージがあって、心配になりました。2022/11/04
Megumi221
0
○2018/01/01
まっちゃん2
0
今昔物語集はストーリーの宝庫。小説や脚本のネタに幾らでも取り出せそう。実際芥川龍之介はここから名作を生み出している。それにして原典を読むのは余ほど暇か専門家でないと無理。こういうマンガはすっと本質を読み込めていい。2018/12/01