内容説明
ネートは9歳の男の子。だれもが認める名探偵です。友達から依頼されると、ちゃんと聞き込みをしながら、身の回りで起きるナゾを大人顔負けの推理で、見事に解決していきます。その姿に、読者である子ども達は自分を重ね合わせ、ワクワクしながら、ネートといっしょにナゾ解きをしていきます。「1冊読んだら、次も読みたくなった!」という声が多い、ネートが大活躍の「ぼくはめいたんてい」シリーズ。ぜひ、親子でいっしょに推理しながら楽しんでください。小学校低学年向。
著者等紹介
シャーマット,マージョリー・ワインマン[シャーマット,マージョリーワインマン] [Sharmat,Marjorie Weinman]
1928年メイン州のポートランドで生まれる
シーモント,マーク[シーモント,マーク] [Simont,Marc]
1915年パリで生まれる。アメリカへ移り、1936年に帰化して、39年から子どもの本の絵をかきはじめ、57年、「木はいいなあ」(ユードリイ文)でコールデコット絵本賞を獲得した
光吉夏弥[ミツヨシナツヤ]
1904~89年。佐賀県生まれ。慶應義塾大学卒業。毎日新聞記者をへて、絵本・写真・バレエの研究・評論に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
35
飼い犬ファングのお誕生日会をするはずなのに、アニーの家の鍵がなくなった!手がかりはロザモンドが書き残した詩(詩なの!?笑)。“かぎがあるのは、まるいばしょであんぜんなばしょ。ぴかぴかしたものがいろいろあるばしょ。大きなばしょ。”これはすぐにわかっちゃったー♡ロザモンド相変わらず謎!このシリーズ読むと無性にシロップのかかったパンケーキが食べたくなってしまいます。2021/02/20
遠い日
9
「ぼくはめいたんてい」シリーズ。名探偵だが、ネートは友だちのアニーの犬、ファングが苦手。大きくて牙も鋭いし、なんだかいかつい。それなのに、ファングの誕生日パーティーに招かれてしまった。のみならず、消えたアニーの家の鍵まで探すはめになってしまった。もう一人の友だちのロザモンドが仕掛けたいたずららしいとはわかったものの、謎解きにはしばしの時間がかかった。木は森に隠せの要領で、推理は的中。で、出たくないファングのパーティーにも出なくちゃいけなくなっちゃった!2017/03/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
自分記録用 『あなたもブックトーク 第6章 遊びからブックトークへ ブックトークから遊びへ テーマ さがせ!さがせ!』子どもたちの好きな遊びのひとつ。『もりのえほん』→『ぼくはめいたんてい⑤かぎはどこだ』→『シモンのおとしもの』→『さがそう!かくれる虫』→『消えたモートンとんだ大そうさく』→『ぞうのオリバー』→『のはらうたⅡ』2020/04/08
菊蔵
3
ロザモンドが今回もやってくれます。基本的に挙動が不審だよ、ロザモンド…。でも、アニーとは親友で、子供同士の交友関係って面白いなあと思ったり。ファング、とても大きい犬なので(牙もすごい)シェパードかなあと思っているのですが、綱も付けずにアニーとよく歩いていて…ネート&スラッジ同様ちょっとビビる私。変な(失礼)縞々の服を大好きなアニーに着せてもらって、見た目すごい違和感の中、素直に着るんだね、偉いねと私の中の犬愛をくすぐられてしまった一冊です。2017/03/31
mariko
2
長女(9歳)1人読み2024/12/28