出版社内容情報
著者の後期教育学論集の中から、「『創価教育学体系』全四巻の総合帰結」「牧口教育思想の全体系を一つに絞りあげた全体帰結」(『牧口常三郎全集』第八巻「解題」・斎藤正二)と評される本作(1937年刊)を、注・補注を付して現代語訳。巻末に原文を収録した。
内容説明
著者の後期教育学論集の中から、「『創価教育学体系』全四巻の総合帰結」「牧口教育思想の全体系を一つに絞りあげた全体帰結」(『牧口常三郎全集』第八巻「解題」・斎藤正二)と評される本作を注・補注を付して現代語訳。巻末に原文を収録した。
目次
第1章 緒言
第2章 実験成績の検討、および、これにのっとった教育法の根本的な改革
第3章 証明結果の原因を考察する
第4章 指導主義の教育法
第5章 創価教育学の体系とその根拠
第6章 教育ないし生活の根本原理としての仏教の極意
第7章 宗教研究法の革新と家庭・国家の宗教革命
著者等紹介
牧口常三郎[マキグチツネサブロウ]
1871~1944。新潟県生まれ。創価学会初代会長。教育者・教育学者・地理学者。半生を教育界に捧げ、その間、地理教育の改革、新教育学の樹立を志し、『人生地理学』『創価教育学体系』などを著す。1930年、創価教育学会(創価学会の前身)を創立し、教育革命・宗教革命に挺身。43年7月6日、治安維持法違反ならびに不敬罪の容疑で警察に拘引され、44年11月18日、東京拘置所において73年の生涯を閉じた
古川敦[フルカワアツシ]
1954年、福岡県生まれ。独立研究者。東京教育大学文学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。教育社会学、教育思想の社会学専攻。香川短期大学教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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