出版社内容情報
『大白蓮華』好評誌上座談会の書籍化、第二弾。
現代社会が抱えるメンタルヘルス(こころの健康)という重要テーマを、医学と仏法の両面から丁寧に解説した一冊。
早期発見から治療、家族のサポートまで、メンタルヘルスをめぐる諸問題を包括的に扱う。専門的な医学知識と温かい人間的視点が融合した内容で、当事者やその家族、支援者にとって心の支えとなる実用書になっている。
【連載に寄せられた声:「はじめに」から】
「読み終わった後、希望にあふれ、元気が湧き、心から安心できました」
「『冬は必ず春となる』――同じ悩みを抱える人に少しでも寄り添える自分になります」
【目次】
はじめに
序 章 「メンタルヘルス」の理解のために
第1章 「こころの病気」と向き合う
第2章 早期発見・初期サインについて
第3章 受診について――病院選び・医療者との関係など
第4章 診断・治療について
「こころの病気」の種類など
「こころの病気」の治療法など
第5章 回復について
第6章 家族・友人のサポートについて
つながりの重要性など
「励まし」とは
第7章 質問編
①「誤解」を「理解」へ
② 予防・早期発見・初期サインなど
③ 受診・診断・治療など
④ 回復・休養・復帰など
⑤ 公的な支援など
⑥ 家族・友人のサポートなど
終 章 「生命の尊厳」が輝く時代へ
「若者の生きづらさ」を考える
ありのままに生きていく
誰もが無限の可能性を持つ存在
コラム①「こころの病気」は遺伝するのか?
コラム② 愛着(アタッチメント)
コラム③ 依存症
コラム④ 産前・産後のメンタルヘルス
コラム⑤ 自己肯定感
索引