出版社内容情報
人間主義の思想書『法華経の智慧』(池田大作著)をベースに、世界宗教の条件を考察するシリーズの続刊。第5巻は、新型コロナウイルス感染症が世界的に広がり、生命・社会・経済が大きな打撃を受ける中、法華経「如来寿量品」の中心テーマを考察。「十界互具」「九識論」「永遠の生命」などを取り上げつつ、「生死観の転換」「宿命を使命に変える思想」に迫る。月刊『第三文明』好評連載の2020年8月号分から、2021年7月号分までを書籍化。
内容説明
創価学会の“強さ”の根源にあるものは何か。池田大作著『法華経の智慧』をめぐる語らい。重要法門が説かれる「如来寿量品」を読み解く。
目次
「無我」と「空」の概念を捉え直す
池田思想に見る菩薩観の革新
「魔と戦い続けてこそ仏」という思想
「十界互具」こそ「人間主義」の土台
「宿命を使命に変える」思想
「よく生きる」ために死を見つめる思想
現代人の生死観を転換させる戦い
「生命の永遠性」を説明するための挑戦
九識論と「宿命転換」の論理
創価学会の生死観―その核心に迫る〔ほか〕
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、専門職員として外務省に入省。在ロシア日本大使館に勤務し、主任分析官として活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、09年6月執行猶予付有罪確定。13年6月執行猶予満了し、刑の言い渡しが効力を失った。著書に、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『自壊する帝国』(新潮文庫)、毎日出版文化賞特別賞を受賞した『国家の罠』(新潮文庫)など多数。第10回安吾賞、第68回菊池寛賞、第8回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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