出版社内容情報
人間主義の思想書『法華経の智慧』(池田大作著)をベースに、世界宗教の条件を考察するシリーズの続刊。第4巻は、法華経の「従地涌出品」「如来寿量品」の考察を収録。「生も歓喜、死も歓喜」の死生観、新型コロナウイルスとの戦いと「十界論」などをテーマに、多様な視点から、世界宗教化への飛躍を期す創価学会の思想に迫る。月刊『第三文明』好評連載の2019年8月号分から、2020年7月号分までを書籍化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れいまん
1
雑誌第三文明に連載中のまとめの四巻目 内容が濃すぎて一般の人たちにわかりずらいかも、。宗教は、論理を超えた飛躍が有るもの これはわかる。でもその飛躍を論理的に言葉でとらえるのも重要なこと 先立って創学研究1が出版されて、言葉化の試みが始まったが、飛躍についての論文化に大いに期待したい
おはぎ
0
P157「だれだって死は不安です。死ぬことは怖い。それが普通であり、当然です。 『自分は死ぬことがこわくない』なんて、ほとんどが虚勢にすぎないと言える。しかし、不安におののいているだけでは、病魔・死魔には勝てない。それをどうすれば乗り越えていけるのか。信心しかない」(法華経の知恵中巻P391引用) 2023/03/03