内容説明
天下人・織田信長も、満州事変の仕掛け人といわれる石原莞爾もアスペルガーだったと著者は推測する。アスペルガーとはなに?悩んでいること、知りたいこと、何でも答えます。
目次
第1章 こんな時、どうする?―親が知りたい子どもの心(学校に行きたがらない/勉強しない;性格が心配/トラウマ(心的外傷)が残っている
落ち着きがない/ぐずぐずする/居眠りをする ほか)
第2章 アスペルガー障害とは―臨床現場からの報告(集団になじめないアスペルガー障害;アスペルガー障害と不登校;アスペルガー障害の子どもの家庭内暴力と固執性 ほか)
第3章 「資質の違い」が人間の幸・不幸を決めるのか―現代の学校システムの矛盾(「あの人は別や」/「通知票」による烙印;「百聞は一見に如かず」/IQ一三五の知能でも;「葵の御紋」ほどの効き目/「適性」という視点 ほか)
著者等紹介
井上敏明[イノウエトシアキ]
1935年、京都市生まれ。1963年、立命館大学大学院文学研究科哲学専攻、修士課程修了。研究分野は教育臨床学。臨床心理家。現在、神戸海星女子学院大学教授。六甲カウンセリング研究所所長。六甲スクールレス・スクール主宰、兵庫県青少年愛護審議会委員、兵庫県警察本部心理相談顧問、尼崎・芦屋市教育委員会教育相談担当、スーパーバイザーなどでも活躍中。テレビ・ラジオ・新聞などの教育相談コメンテーターとしての発言に定評がある。他に芦屋市青少年愛護センター運営委員会委員長、兵庫県SSN(スクール・サポート・ネットワーク)協議会副委員長、兵庫県人権擁護協会人権問題研究アドバイザー、大阪音楽大学カウンセリング顧問
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座間容子
Azusa_F
ママっけろ