出版社内容情報
本書は、経験が浅く弁護士の仕事そのものに不安を感じている若手弁護士に対し、弁護士経験40年余の著者が自身の経験に基づいて、業務や事務所経営のコツ・心得をわかりやすく伝える。裁判手続のIT化やコロナ禍後のリモートワークの導入などの最近のトピックを追加した充実の第2版。
○「弁護士という仕事の価値・意義を再認識し、業務に前向きに取り組み、より楽しめるようになってほしい」との想いを込めて、ベテラン弁護士が温かく寄り添い熱いエールを送る1冊
○「裁判関連」と「経営関連」との2部構成。若手弁護士がやりがちなミス、裁判をより有利に進めるためのポイント、依頼者とのコミュニケーション方法、業務の効率的な進め方等の「勘所」が満載
○著者がこれまでの経験を活かして作成し、実際に業務で使用している文書のサンプルを多数収録
内容説明
弁護士という仕事がグッと面白くなる、さまざまな工夫や注意点、心得が満載。
目次
序 IT関係の進化・普及と弁護士業務
第1部 裁判関連の勘所(裁判所を味方にする民事弁護の心がけ;裁判所から好印象を得る書面作成のポイント;センスが光る書証の提出;法廷をホームグラウンド化する争点整理への対応;依頼者を納得させる和解のテクニック ほか)
第2部 経営関連の勘所(事務所の経営とファンの増やし方;電話応対の勘所―良い応対は電話に始まる!;来所者対応の勘所―このひととき、私はあなただけのもの!;相談申込者の「ファン化」―微差力で勝負!;受任時の勘所『見通しは、厳しめぐらいがちょうどいい!』 ほか)
著者等紹介
官澤里美[カンザワサトミ]
昭和32年仙台市生まれ。現在、東北工業大学理事、東北弁護士会連合会裁判官選考検討委員会委員長、仙台市泉区選挙管理委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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