目次
第1章 防災情報の見方・使い方―気づきを得る
第2章 気象情報から気づく前兆―感度を高める
第3章 自然災害から身を守る方法―瀬戸際の判断
第4章 自然災害の事例
第5章 防災教育の実践例
第6章 コラム
著者等紹介
平井信行[ヒライノブユキ]
1967年生まれ。熊本県八代市出身。1987年東京学芸大学教育学部に入学し、気候学を学ぶ。1991年日本気象協会に入職、1994年第1回気象予報士試験に合格。1991年からラジオやテレビの気象情報に出演。2003年に気象予報士の地位向上を目的として独立し、2006年よりウイング所属。現在はウイング常務取締役気象情報部長として防災気象キャスターの育成にも力を入れる。小学校教員免許を持ち、学校にて天気や夢を持つことの大切さを伝える出前授業も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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卓ちゃん
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「地球温暖化によって、台風発達のエネルギーとなる海面水温が上昇することで、将来は発達した台風が増えると予測されているが、台風の発生数や上陸数、接近数について、現時点では目立った影響はでていない。 一方、寒さについては社会の関心が低く、対策がおろそかになっていることが懸念される。 近年の凍死者の合計は、熱中症による死者数の1.5倍となっており、凍死者数の年々の変化をみると、最近は1980年代までの2倍以上となっており、寒さも自然災害の一つといっても過言ではない。」とのことだ。2019/12/12
lo_resort
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民間気象界隈の重要な使命は「正確な情報をいかにわかりやすく伝えるか」だと思っています。 本書はその解のひとつ。表現と実践事例のストックを蓄えることが、今の実務家(特に文系)に必要な修練と思います。2020/03/28
くらーく
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警報や降雨情報など、昔と異なりずいぶんと細かくなっているので、こういう本で知っておくのも良いかと思う。 いくら情報があっても、それを見て聞いて判断できなきゃ、意味無いし。2019/10/06