内容説明
淡く、切なく、儚い写真詩集
誰しもが通過する繊細な時期、「思春期」。その不安定で儚い、今にも消えてしまいそうな瞬間を、透明感ある女子高生の写真に詩を添えてお届けします。写真と詩が織りなすエロティシズムをお楽しみください。
写真:青山裕企(あおやま ゆうき)
1978年生まれ。サラリーマンや女子高校生を記号的に捉えて撮影。2007年写真新世紀優秀賞受賞、著書に『ソラリーマン』(ピエ・ブックス刊)。
詩:谷郁雄(たに いくお) 詩人。
様々な写真家とコラボレーションして出版活動をしている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
15
スクール水着の前にスクール水着なしスクール水着の後にスクール水着なし。詩がどうのこうのいってもスクール水着ではないかと。今日もつまんない会議でお腹の調子悪くなったので、イヤになるところです。明後日大阪なんでお好み焼き食べて帰ってこようかと思った。2019/08/19
里馬
6
schoolgirlcomplexの方が好き。詩が付いているのは面白いけど結構即物的です。高校生に見せたりたい。2010/11/01
鷹図
5
芸術とポルノというより、無垢とあざとさの相克を秘めている。谷郁雄の詩にも、極めて挑発的な「思わせぶり」を感じる。ところで被写体の彼女たちは現役の女子高生なのだろうか。ゲスイけど、それって重要なポイントだと思うんだが。まぁ何にせよ前作の成功に味をしめたな、という印象。2011/01/06
ラグエル
3
世界史の詩の空気感が凄いと思った。……写真は、狙ってる感というかあざとさが出ていて、イヤなのが多かった。この写真家の別の作品集のほうが衝撃的だった。 2011/09/08
さとう
3
再びあざとい(笑)現行のルールのなかでどれだけえろくできるか、ていう一つの見本。性表現規制が仮に行われたとき、こういういかがわしさをどう処断するんだろう。局部こそ出していないけど、立派にポルノとして機能するっていう。2010/11/17