出版社内容情報
海外取引のある企業法務担当者が英文契約レビューの際に、アメリカ契約法のルールや判例がどの契約条項に結びつくのかすぐにわかる海外取引のある企業法務担当者が英文契約レビューの際に、アメリカ契約法のルールや判例がどの契約条項に結びつくのかすぐにわかり、何故条項を変更すべきなのか聞かれても根拠を持ち的確に回答できる実務解説書
◇アメリカ企業が関連する英文契約書のレビューに焦点を当て、契約実務に重要となるポイントを米国弁護士資格と実務経験を持つ弁護士が執筆。
◇単なる米国法・判例の知識ではなく、それを契約書に落とし込む場合に必要な工夫、米国企業から提示された契約書をレビューする場合のチェックポイント等がつかめる。
◇現地における実際の契約実務の具体的イメージをつかみやすいように、英文契約の具体的条項例とその点検ポイントや著者が米国で実際に経験したことをコラムにして掲載。
●総論
第1章 米国の法体系の概要
第2章 典型的契約文言と近時の米国裁判例
第3章 損害賠償
第4章 準拠法
第5章 裁判管轄
第6章 仲裁条項
●各論
第7章 米国FCPA違反を防ぐための手当て
第8章 販売契約の保証条項
第9章 秘密保持契約・秘密保持条項
第10章 競業避止義務規定の効力
第11章 米国企業とのジョイント・ベンチャー契約における留意点?マイノリティ株主の視点から?
第12章 ライセンス契約
石原 坦[イシハラ ヒロシ]
著・文・その他
内容説明
日本を代表する大手渉外法律事務所の弁護士の最新渉外実務に関する知識と経験を伝授。法務担当者・法曹関係者・米国ロースクール留学生・法科大学院生に役立つ、アメリカ契約の理論と実務を解説した新たな入門書。
目次
総論(米国の法体系の概要;典型的契約文言と近時の米国裁判例;損害賠償;準拠法;裁判管轄 ほか)
各論(米国FCPA違反を防ぐための手当て;販売契約の保証条項;秘密保持契約・秘密保持条項;競業避止義務規定の効力;米国企業とのジョイント・ベンチャー契約における留意点―マイノリティ株主の視点から ほか)