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出版社内容情報
自治体の債権管理事務をわかりやすく解説。詳細な法令解説は必要最低限に留め、実際の事務やその背景にある制度趣旨を解説。この一冊で、債権管理事務が身近な仕事に!詳細な法令解説は必要最低限に留め、実際の事務やその背景にある制度趣旨の解説に重点を置きました。債権管理の応用編として未納予防や債務者の生活再建支援等についても解説しています。
・この本を1冊読めば債権管理事務の全体像がさっくりつかめます!
・詳細な法令解説は必要最低限に留め、実際の債権管理事務の解説に重点を置きました!
・初めて債権管理事務に取り組む職員でも、即実務に活かせるよう平易に記述、本文等も「やさしく」表現し、難解さを排除しました!
はじめに
1 債権管理はム・ズ・カ・シ・イ?
2 私の自治体には債権管理条例がないけれど…
3 さぁ、債権管理をはじめよう♪
本書の読み方
第1章 債権管理の意義
1 そもそも「債権」とは?
2 自治体の債権管理の何が問題か?
3 債権管理は子どもの成長を見届けるつもりで
4 債権管理は良いことだらけ!?
5 手始めに、債権には2種類あることを意識しよう
6 債権管理の心得3箇条
この章のポイント
第2章 債権の発生と台帳の管理
1 債権はいつ発生するのか?
2 権利の取得を確認する「調定」
3 大事なものはこまめに記録
4 債権管理台帳になにを記録するか
5 債権管理台帳は常に新鮮に!債務者のお引っ越し
6 債務者の所在を探すには?
この章のポイント
第3章 支払期限の到来
1 支払いを請求するための「納入通知」
2 最初のヤマ場!どきどきの支払期限到来
3 初めの対応が肝心(督促)
4 督促の時期と効力
5 催告の具体的な方法
6 支払いの相談・交渉
7 債務を承認するということ
この章のポイント
エピソード1 債権管理ははじめの一歩でガラリと変わる!
第4章 裁判手続
1 債権管理もクライマックス!
2 事前に債務者の財産を調査
3 簡易な裁判手続の利用(支払督促)
4 通常訴訟
5 裁判までが債権管理
この章のポイント
第5章 消滅時効
1 消滅時効は難しいよ?
2 債権の賞味期限と消費期限
3 民法か?地方自治法か?それが時効の問題だ
4 お待たせの分類結果!!
5 時効で権利を失わないために
6 賞味期限切れは早めに処分(放棄)
7 債権管理条例をつくる意義
8 余談ですが…
この章のポイント
エピソード2 債権の消滅時効に関する検討はまさに「格闘!」
第6章 相続と破産
1 難しそう。でも、仕組みがわかれば対応できる!
2 相続のしくみ
3 相続の拒否(相続放棄)
4 遺産分割と相続人代表
5 相続人の調査
6 親族がいない場合
7 破産は手続の流れを理解しよう
8 弁護士の受任通知が届いたら
9 破産手続の開始
10 配当と免責
11 破産手続への対応のまとめ
この章のポイント
第7章 債務の消滅
1 債権の消滅により管理は終了
2 不納欠損処分
この章のポイント
エピソード3 債権管理で味わう仕事の達成感♪
第8章 応用編
1 未払発生の予防策
2 債務者の生活再建支援
3 自治体全体での取組みの進め方
まとめと結び
1 まずはできることからチャレンジ!
2 債権管理は面白い!
資料編
1 用語集
2 関係法令
3 関係判例
4 参考文献
索引
花岡大[ハナオカマサル]
内容説明
現役自治体職員が債権管理の基本から事務の流れをやさしく解説しました。この1冊で、債権管理はもう怖くない!強制徴収できない債権の管理のコツと事務の流れがばっちりつかめます。消滅時効や裁判手続、相続と破産など、債権管理に必要な概念が学べます。債権管理を通した住民福祉向上のポイントがわかります。
目次
はじめに
第1章 債権管理の意義
第2章 債権の発生と台帳の管理
第3章 支払期限の到来
第4章 裁判手続
第5章 消滅時効
第6章 相続と破産
第7章 債権の消滅
第8章 応用編
まとめと結び
資料編
著者等紹介
花岡大[ハナオカヒロシ]
調布市福祉健康部保険年金課・課長補佐。中央大学法学部卒業後、1996(平成8)年東京都調布市入庁。政策企画課係長、指導室(教育委員会)係長、財政課課長補佐などを経て、2016(平成28)年4月から現職。2013(平成25)年度~2015(平成27)年度、財政課で債権管理を担当し、「調布市裁判執行債権管理ガイドブック」、議案「権利の放棄について」の作成などに携わる。各地で自治体職員向けコンプライアンス推進研修の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。