出版社内容情報
依頼者の行動や言動・思考を、臨床心理士の資格をもつ弁護士が心理学的な視点から解説。弁護士自身を守り、依頼者の満足・納得感にもつながる依頼者対応のスキルが高められる1冊。
○日ごろの依頼者対応・法律相談にすぐ活かせる!
○相談予約から受任後の難しい対応まで、具体的な手法や対応例が充実。
○委任契約書や重要事項説明書の書式例も掲載!
○弁護士特有のストレス対策を具体的なケースを交えて解説!
目次
第1章 心理学的視点を取り入れた法律相談・依頼者対応 心理学に学ぶ依頼者対応7つの極意(枠組みを設定する;依頼者の話に耳を傾ける;依頼者の立場に立って考えてみる ほか)
第2章 各場面における対応例(依頼前の段階;受任後の通常業務;受任後の困難場面)
第3章 よりよい弁護士業務とストレス改善のために(理論編;実践編)
著者等紹介
小林哲平[コバヤシテッペイ]
大阪弁護士会 所属。大阪府臨床心理士会 所属。弁護士・臨床心理士。京都大学総合人間学部 卒業。大阪市立大学大学院法学研究科法曹養成専攻 修了。佛教大学大学院教育学研究科臨床心理学専攻 修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかし
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特に前半はあるあるネタ、共感の嵐というべき内容で、自分の悩みをきれいに言語化してくれており、それにどう対処すべきかの処方箋にもなっている。時間の枠、場所の枠、料金の枠という概念はまさしくその通りであり、きっちり仕事として割り切ることが大事なのだろう。後半のストレス対処編については、理論的な話しが多くなり、前半ほど心には刺さらない。どつしてもストレスへの対処、コーピングについては十人十色のやり方があり、1冊の本での対処は難しいのだろう。仕事場でのコーピングはあるが、できたら家庭内のコーピングの解説も欲しい。2025/06/17
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