内容説明
市町村やその他の関係団体などの仕事をしている人に接していますと、なかでも「あいさつ」が、いかに多いかがわかります。そして、これらは人と人との関係を滑らかにする重要な潤滑油の役目を果たしていることは、いうまでもありません。このような「話題」や「あいさつ」についてのヒントの一助ともなればと思い、方々から資料や話題を拾い集めて、コラム風な衣裳に仕立て直してまとめたものです。「閑話休題」と名付けて、58年11月から、全国町村会発行の「町村週報」の巻頭に連載してまいりました。
目次
手帳
時間の早さ
命を寿ぐ
降雪の記録
サラリーマンの内側
防火のはじまり
雪の勾い
春一番
花の帯
生活のストレス
散歩
さくら
眠りの時間
老木の花
交通事故の話
気温と売行き
もう一つの死
父と子のスキンシップ
時の鐘
「ちょっと」の時間
不快指数
軍医総監の海水浴
音の発想
カレーライスとうなぎ
暑気払い
水の味
怪談
台風の特異日
堂々たる寝たきり
家さえ持たぬ大男
三つの案
殺し文句
さんまの味
落葉の人生
微醺の佳趣
家庭管理
流感
物に溺れぬ心
簡潔な手紙
早口〔ほか〕