出版社内容情報
〈茶事のひとときを深めるための小知識満載の知恵事典〉
〈茶事の愉しみが倍増する知識満載の1冊! 史料をたどり、茶事が今のスタイルになった道程が明らかに〉
「茶の湯の楽しみの究極は茶事にあり」といわれるように、もてなしの心がかたちとなる茶事は茶の湯のエッセンスが凝縮した、季節感あふれるひととき。今ある茶事の形式が利休以前からの歴史を重ねるなかでどのように整ってきたのか……。
茶事の流れに沿って主要な要素をキーワードでひもとき、知っているようで知らなかった茶事の本質のあれこれ100項目を史料を引用
しながら紹介。「こんなことも知らなかった」「昔はこんな風に人を招いたのか」ということを主客ともに知ることで、茶事の時間が深められる小事典です。
内容説明
名だたる茶人はどんなふうに茶事を楽しんだ?茶人が書き残した史料をたどり、茶事のキーワード118から知る茶事の本質と変遷。知れば知るほど茶事の楽しみ方が増す茶事用語ミニペディア!
目次
序章 茶事の種類と構成のなりたち
第1章 準備(案内;前礼)
第2章 露地・待合(露地;待合;迎付;蹲踞)
第3章 初座(席入り;飾り付け;初炭手前;懐石;菓子)
第4章 後座(中立;濃茶;後炭手前;薄茶;退出;後礼)
第5章 茶事の装備(水屋道具;喫煙具;露地道具;照明具;燃料)
著者等紹介
中村幸[ナカムラサチ]
京都芸術大学非常勤講師。京都造形芸術大学大学院博士課程芸術専攻修了。専門分野は喫茶文化史、東アジア交流史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。