内容説明
茶懐石料理の名門、京都辻留の主が指南する、美しい盛り付けの心得と具体的な盛り付け方を満載。折敷の膳組、煮物椀、焼物など茶懐石の基本から、お弁当、そしてお気に入りの箱や籠などに盛り付けるアイディアまで、盛り付けのコツをわかりやすく解説。
目次
茶懐石を盛り付ける
(向付;ご飯と味噌汁;煮物椀;焼物;預け鉢;八寸;香物;引き重/つぼつぼ)
点心の盛り付けとお弁当いろいろ(点心の盛り付け、お弁当の詰め方;再利用の「器」に盛る、詰める)
著者等紹介
平晴彦[タイラハルヒコ]
昭和21年東京生まれ。青森県立青森高校卒業後、昭和40年に辻留銀座店へ入店。昭和48年には二代目主人・辻嘉一の四女、嘉代子と結婚。昭和50年より出張料理専門の辻留京都店を任され、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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僕素朴
2
盛り付けにも真行草がある!私はいっつも草だわ~。盛り付けは三角形、とにかく三角形。懐石の本、何冊か目を通したつもりだけどまだまだ知らない言葉が。白酢(しらす。豆腐で作る)。細作りは魚の部位によって味わいが違うから一度混ぜて盛り付け、赤紋がいい位置にくるように置く。平造りは両端を内側に曲げる。最後のコーナーに嬉しくなる。何かが入っていた、きれいで捨てられない箱や籠にお弁当を詰めているの、素敵!洗練された技術に自由な発想。きれいで美味しそうで楽しい。2024/09/02
Mano Yoshida
0
茶事のお手伝いに行くにあたり、借りてみた本。お造りの本格的な盛り付け・注意点、飯・汁、焼物、八寸等それぞれに、端正で器との調和も美しく、プロの技術に見とれてしまった。2023/05/21
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