茶の湯の茶碗
茶の湯の茶碗〈第5巻〉樂茶碗

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  • サイズ B5判/ページ数 495p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784473044358
  • NDC分類 791.5
  • Cコード C0376

出版社内容情報

〈「茶碗の教科書」「茶碗図鑑」として、末永く愛される啓蒙書〉
〈いつも手軽に書棚から引き出せる待望の「茶碗」シリーズ第2弾(全5巻)〉

茶の湯の茶碗を「唐物」「高麗物」「和物」「樂」に分け、各巻約100碗を紹介するシリーズ。第2回配本は第5巻の「樂茶碗」。
1碗につき3~4頁を割き、正面や高台のほか掲載されることが少なかった見込みなどの写真も掲載します。
明解な解説(茶碗の特徴・茶の湯との関係など)と寸法や箱書・付属品、伝来といった詳細な情報も加え、最新の研究成果を踏まえ、次世代へ伝えるべき茶碗たちの魅力を余すことなく紹介します。
樂家歴代(長次郎・常慶・道入・一入・宗入・左入・長入・得入・了入・旦入・慶入・弘入・惺入・覚入・直入・吉左衞門)と田中宗慶・本阿弥光悦の作品を中心に、玉水焼(初代)・大樋焼(初代ほか)の作品を含め、120碗を紹介。樂焼の本質がわかる内容となっています。

内容説明

作者によって趣の異なる樂茶碗一二〇碗。長次郎、光悦、道入…あなたの好きな茶碗はどれですか?

目次

第1章 樂家歴代と本阿弥光悦(初代 長次郎;田中宗慶;2代 吉左衞門・常慶;本阿弥光悦;3代 道入 ほか)
第2章 玉水焼と大樋焼(玉水焼 初代 一元;大樋焼 初代 長左衛門;大樋焼 歴代)
総論 茶碗考―樂茶碗創成

著者等紹介

樂直入[ラクジキニュウ]
樂家15代。陶芸作家。公益財団法人樂美術館館長。1949年、樂家14代・覚入の長男として生まれる。73年、東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。同年イタリアに留学。75年、帰国後作陶に入る。81年、15代・吉左衞門を襲名。2019年に長男に家督を譲り、以後、隠居名・直入を名乗る。2000年、フランス政府より芸術・文化勲章シュヴァリエを受章。07年、滋賀県・佐川美術館内に樂吉左衞門館が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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